こんばんは。
イベント企画制作会社の射長!?(社長)です。
最近、テレビの報道番組では、連日アメリカ大統領選挙に関する映像が流れています。
映像には、候補者が観衆の中で力強く演説し、観衆も大盛り上がりのシーンが映し出されています。
(いつもお祭り騒ぎ的で、日本では考えられないような盛り上がり方です)
そこで、あらためてテレビの映像をよく見て下さい。
普通、演説というのは、候補者が観衆に向かって語りますよね。
しかし、映像には候補者の後方部分など、周囲にも観衆の顔がいっしょに映し出されています。
そして、候補者の言葉にあわせて、大きくうなずいたり、相づちのように大きく拍手をしたり、更には大きく手を上げて賛同したり・・・こんな風景が映し出されています。
これは、ある種の心理作戦だそうです。
このような映像を流すことによって、視聴者は候補者のスピーチが観衆に受け入れられているという印象を持ち、候補者の意図する方向へ視聴者を誘導する狙いがあるのです。
この方法は、アメリカでは常識的なPR方法だったのです。
相手への見せ方を考えて、コントロールする・・・。
このような手法は、イベントにおいても十分利用できる部分もあると思います。
(我々も企画のプレゼンの時や、イベント現場で導入することもあります)
このようにPR手法を探りながら観察していると、色々な所に‘魔の手’!?が潜んでいますよ・・・。