オフィス・ニーズ ブログ -30ページ目
こんにちは。

今訪れてる神戸は
ひんやりと冬の風が吹いています。
皆様のお近くはいかがでしょうか?


本日は『放置教育』について
考えてみました。

えーっと、
"放置プレイ"と書いてたんですが、
ネット検索してみると

公共の場に流すには
過激な言葉だったようなので
控えました。

"放置教育"も
どうかと思うのですが、

皆様と私の
感性の一致を期待して・・・。


新入社員の頃に
経験したことがあります。

OJTという方式が流行った頃で
新人を現場で育てようという試み。

年俸制の会社におりました。
利益を出せば、
次の年の年俸の交渉がやりやすくなる。

数値を上げることを目標に
勤務時間、仕事の方法、戦略
自分の好きなように行います。

個人プレーの業務なんですね。
ですので自由が利きます。

そこに、新入社員投入です。
まー、上司としては
足手まといですわ。

評価値には教育が含まれない。

育てても、
自分の年棒UPに繋がらない。

かといって、

一応、任されてるし、
情もあるので
何かしないといけない。

しかし、

新人を育てる方法と
使い方がわからない。


一方、新人は
右も左もわからない。

担当プロジェクトが
どこまでの価値があるかすらわからない。

自由にやれといわれても
意味がわからない。

まーー、お互い
「わからない」だらけです。

ある日の週明け報告会議。

チームを組んでたパートナーが
急遽欠席。

仕方ないですよねー。

新人が出来ても、出来なくても
形だけでも報告しないと。

「えーっと、えーっと・・」
言いながら
必死のパッチです(あ、死語?)。

無事会議も終了。

その日の昼過ぎ、
上司がぽそっと言いました。

「上(パートナー)が
 いなかったら、いなかったなりに、
 教えへんでも 
 できるようになるもんやな。」

「確かに・・・」
と言わんばかりに、
会議参加者はうなずきました。



森西からのメルマガ
受け取っていただけましたでしょうか?

<本日の言葉>
『感じていますか?』
が届きましたでしょうか。
↓ぜひ、メルマガ登録を!
http://www.office-needs.com/mail-magazine.php

「教える-教わる」という関係性ではなく、
「師匠の言動を見る-感じる-学ぶ」
という重要性を伝えています。

私、読みながら、

ふむふむ・・・、

だから森西は私のことを
放置教育してるのね。

あまり、
手取り足取り教えてくれない森西。

きっと、

森西や他のメンターと接して
どう行動すればよいかを
自分で感じて、判断して、
それを仕事に活かしなさい。

というメッセージですな、これは。

と納得しかかったのですが、

先述した新入社員の時のことを思い出し、

これ、はんたーい!
OJTという名の元の、
放置教育、反対です!


前職の元上司は、
「教えなくてもできるようになった」

元先輩方は
「数か月で3年ほどのことを
 見て覚え、こなすようになった」

言ってくださいましたけどね、
本人、ボロボロです。

新人投入混乱の渦の中、
仕事大好きで、終電無くなっても
バリバリ働く上司に
張り付いていたわけですから。


森西がメルマガで伝えていたのは、

職人や芸事の
徒弟制度をヒントにしたものです。

私は森西に育てられました。
「できませーん(T_T)」
言うたびに、

「やってみー。」
「まねてみー。」

そして、たまに
「どう? 大丈夫?」
言われながら、

それでいて、ほとんど放置(笑)。

おかげで、
どうやって習得していくか、
「学び方を学ぶ」
ことができました。

今では、
畑違いの仕事に取り掛かる時にも、
手取り足取り教えてもらわなくても
なんとなく、学び方がわかります。

どう未知の世界に接すればいいのか
自分で考えられるようになりました。


おそらく、
徒弟制度というのは、

本当の「放置」ではなく、
真の「教育」なのだと思います。

弟子が心身共に
ボロボロなる前に察知し、
必要なことを与える。

迷っていたら、
自分で道を見つけられるように
光を灯す。

こういう制度なのではないでしょうか。


放置系OJTと森西の違いは、
「ただ真似る」
こと以上に、

「真似たとこから、

 感じた事を次に生かす。
 自分オリジナルの方法を
 考えさせる、それを促す」

ことのように感じます。


与え過ぎ(手取り足取り)は、
弟子の脳みそを停滞させる。

与えなさ過ぎ(使うだけ)は、
弟子の心身を疲弊させる。

ほどよい放置(学ぶ姿勢を教える)は
弟子の能力を発揮させる。

「放置教育」は、
行う側の教育者としてのあり方と、
学ぶ側の自律心とが一致して
上手く回るようになっていると思います。


皆様は
どのような経験をされてきたのでしょうか。

教育を受ける側として、
または、与える方として
そこにはどのようなエピソードがあり
次へと活かされているのでしょうか。


そうそう。
人生って上手く出来ていますね。

放置系OJTで学んだこと。

 自分で自分を守る大切さ。

 大変な状態を
 周りのせいにしない。

 自分でなんとかしつつ
 ヘルプを出せる勇気をもつ。

これらをを
自分のものにしたと確信した途端、

元上司の転勤により
ガラッと環境が変わりました。


大変なこと、
上手くいかないことにも
長い目で見れば
何か意味があるのかもしれませんね。



さて、こちら、
黄色、茶色の葉っぱが
強い風に吹かれ
ビュンと散っています。

冬の到来です。

厳しい寒さは、
食物の甘さを引き出します。

さむーい冬さん、ありがとうです。