最近はスクールカウンセラーがほぼ全校配置になったこともあり,「カウンセラー」という人を見たことがある人は増えてきました。

でも実際にカウンセリングを受けたことがある人は,そう多くはないでしょう。

内科や外科に行くなら「ねえ,いいところ,知らない?」と知り合いに聞いたりできますが,「ねえ,カウンセリングを受けたいんだけど,どこがいいかな」とは聞きづらいものです。

 

自分の地域でカウンセリングを受けられるところがあるかどうかは,以下をご参照ください。

 

臨床心理士に出会うには(全国版)

 

 

こんなところに臨床心理士と公認心理師がいます(全道版)

 

 

 

さて,ではカウンセリングって何をするところなのでしょう。

まず,カウンセラーは,相談に来た方の話を整理します。

スクールカウンセリングだと「何に困っているか分からない」「何をどう話していいか分からない」という生徒さんは多くいます。親や保護者から勧められてくるものの,自分でも自分の気持ちがよく分からないし,気持ちを言葉にするのが難しいからです。

 

そういう時,カウンセラーは,

「だれに勧められたの?」

「担任の先生は,何を心配して勧めてくれたのかな」と聞きます。

生徒が「最近,イライラしやすくて,急に泣いちゃったりする。この間は授業中に泣いちゃって。だから先生が心配したんだと思う」とか言います。

相談に来た方の気持ちをゆっくり聞き,からまった糸を次第にほどいていき,整理をしていくのです。

ある程度,ストーリーが見えてきたら,その「問題」がその人にどういう影響を与えているのか,その「問題」に直面するとどう感じるのか,それをどうしたいのかなどを一緒に考えます。そして現実的に解決できそうなことを提案したり,助けになりそうな方法を提案したりしていきます。

 

1回で終わることもあれば,数年かかることもあります。

保険がきく病院と違って,街のカウンセリングルームは高額な場合も多いです。料金についても,どのくらいの期間,いくらなら支払えそうかを一緒に考えてもらうことがいいでしょう。なんでも話せるカウンセラーを見つけていただければと思います。