8月に入り、今日辺りは皆さんお盆休みに入られた事と思います。
こんばんは!ビップ大臣です!
毎年恒例の、夏はオートバイ生活 をしております(笑)
その為更新がちょっと滞りがちになるかもっ?どうか御容赦くださいね。。
さて、今回は「フルーツケンちゃん」から19話の(初恋ってなあに?)を特集します。
というのも、私、この台本を最近某オークションで手に入れました!
他にも何点か手に入れましたのでまた紹介していきます。まず今回は19話。
おなじみのオープニングタイトルです☆
これが今回紹介する19話の台本です。
内容が実際の放送と違う描写になっている箇所があるのと、決定稿の記載が無いので
もしかすると準備稿かもしれません。
この回のお話は、浩子さん演じる「ユリちゃん」が主役です!
正確には初恋をする「批評家くん」の物語なのですが、その初恋の相手がユリちゃんなのです。
さて、台本から。
まずは配役。ユリちゃん(小早川ユリ)斉藤浩子 とあります☆
フルーツパーラー山本 に批評家くんがコーヒーを飲みに来るシーンです。
でも、批評家くん、なんだか挙動不審です(笑)
ユリちゃんがコーヒーを届けます。「どうぞ♪」
やっぱり批評家くん、態度がおかしいです。
あわてて口にしたら「あちち!」と、コーヒーをこぼしてしまいます。
心配する皆をよそに、「失礼します!」と帰ってしまう批評家くん。
実は、批評家くんはユリちゃんに恋をしてしまったんですね。
ラブレターをしたためます。
ラブレターを渡そうとユリさんを待つ批評家くん。
しかしユリちゃんを目の前にして、やはり緊張から渡せない。。。
そこで、チャコちゃんに渡してくれるようにお願いします。
実はケンにいちゃんも様子のおかしい批評家くんを心配していたのですが
手紙の取り違えで、ユリちゃんに来たラブレターを読んでしまいます。
「ユリちゃん、一度だけでいいんだ、批評家くんとデートしてくれないか?」
でも私・・・
ケンにいちゃんに何度も頼まれるユリちゃん。
「解ったわ。」
ケンジくんとチャコちゃんを遊びに連れて行く予定があるから
その時に。でも、それっきりよ。。。
本当に、本当なんですね!?
と、喜ぶ批評家くん(笑)
そしてユリちゃん、ケンジくん、チャコちゃんと公園でデート(?)
はいチーズ!とカメラを構えつつ、後ろに下がると・・・
どてーん!
ジュースを持ってきましたー!
すてーん!
批評家くん、失敗ばかり。。。
「楽しかったわー批評家さん、面白いんだもん!」
「じゃ、これからも時々・・・」
ユリちゃんは手紙を渡します。
それを読む批評家くん。
ユリちゃんは今まだパーラーで働き始めたばかり。いろいろ覚える事もあるし
それがとても楽しいと。
そして批評家さんも今は受験で大事な時。私はお姉さんのつもりでこれからも見守るわ。
そして一つのおし花が同封されていました。それはユリちゃんの故郷のお花。
全てを悟った批評家くん。
そして自分も今は勉強にがんばる時だと決意します。
ケンにいちゃんにすっきりした顔で事の成り行きを話す批評家くん。
その手にはあの花。
「ユリさんが僕にくれたんです!☆」
ユリさん、ありがとうございます!
がんばってね!
このような感じのお話でした!どうです?いい話でしょう?
僕も浩子さんのようなお姉さんが身近にいたら、きっとこんな反応をしてしまうでしょう(笑)
実際若い頃の自分を重ねて、ちょっと恥ずかしかったりします☆
批評家くんの気持ちが手に取るようにわかりました。
台本を手にしてわかったのですが、台本ではユリちゃんはもっと激しく嫌がって
結構キツイ言い方で断わっていました。ちょっと嫌悪感もあらわに(笑)
実際の放送では、現場で変えられたのかこの台本の他に決定稿があって変えられたのか。
相手の気持ちを思いやるやさしいお姉さんでした。
いずれにしても浩子さんの演じるユリちゃんにはこの放送時の流れの方が絶対合ってます。
やはり浩子さんのキャラクターに合わないと判断されたんでしょうね。
手紙を読むところでは、浩子さんが実際に声をあててらっしゃいますが、あのやさしい
ささやくような諭すような語り口で、すごく良いです☆
さて、今回オークションでケンちゃんシリーズの台本のうち、浩子さんが主役をつとめた
数話を落札しました。(ケンちゃんシリーズ全話はさすがに無理ですので)
また別のお話も特集します!気長にお待ちくださいね☆