ちょっと愚痴です
人は十人十色であるため、いろいろな考えがある
そのため基本、何かあっても「そんな考えもあるよね」と思えている
けれど、それが嫌なことであればあるほど、穏やかではいられないこともある。
クリスマスの日、母の今後の治療方針について主治医との話し合いがあった
病室に行くと担当のソーシャルワーカーさんもちょうど到着。
先に母のリハビリを見て状況を確認し、それから主治医とのお話となった
状況として、この時点では母が立ち上がるのがやっとで
立ち上がるのにはリハビリのお兄さん(成人男性)の力が必要で
立ち上がっても、痛い方の足をかばって立っているため足を床に付けていない
そして30秒程しか立っていられない状況だった...
そんな状況を見ていた時に、ソーシャルワーカーさんが話しかけてきた
「お母さん、1年でもいいから家に帰りたいって言っているです」
そんな言葉だった
正直、「...え?」という感じだった
1年てどういうこと?
どんな状況なの?
そんな気持ちで質問してみた
ワーカーさん曰く、母が家へ帰りたいといっている
1年でいいから家に帰りたい(その後は施設?)
もう歩くのは無理で、ベッドで過ごすようになる(24時間介護?)
介護保険でヘルパーさんに来てもらっても、おむつ交換は1日2回くらいしか難しい
そこは家族で支えるしかないから、お父さん(私の父)にも母のおむつ交換ができそうか聞いてみてほしい
でも異性にやってもらうのは嫌がるから、お母さん(私の母)も嫌がると思う。
そんな内容だった!
え...?
何これ?
何で寝たきりの設定になっているの?
何で家で24時間介護する設定になっているの?
何でおむつ交換をするのが、私の役目と決めつけられているの?
なんか私が仕事を辞めて介護する前提の話になってない?
正直、ドン引き...
そんな気持ちのまま、主治医との話し合いとなった
主治医はきちんと現在の状況を説明してくれた
現在、歩くことはできないが、膝に入った菌の数値は下がり安定したとのこと
そのため退院の時期であるとのことであった
そうなった場合、家か施設の二択になるとの説明であった
母の気持ちとしては1年でいいから家に帰りたいと言っているが
でも家族としてはどう考えているか、とのことであった!
やっぱり私はこの先生が好きである。
グレーな感じでもなく白黒はっきりしているし、片方に偏ることもない。
直球でキツイと感じたこともあったけれど、できる?できない?の選択肢が明確に出せる
先生にリハビリを見ての質問をぶつけても、きちんと先生の意見をくれる
それが判断基準となり分かりやすい
家で介護をする場合、現状だとリハビリのお兄さん(成人男性)程度の力が必要である
しかし日中に支えるのは83歳の父で、主治医は「かなり大変だと思う」との回答をくれた
恐らく私ひとりでも支えられないだう...との意見だった
そして、私には家のローンがあり仕事を辞めることはできないことも話した
そして施設の場合、どんな施設なのかを質問したところ、なんとリハビリ専用の系列病院だという!
いやいや、そん話ワーカーさんから1度も出てきていない
母が家に帰りたいからといって、家に帰る前提の話しかワーカーさんはしていない
もちろん、ワーカーさんなので患者である母の気持ちに寄り添ってくれたのは当然分かる
だからと言って、家のローンを抱えたまま介護のために私は仕事を失うの?
仕事を辞めるということは収入がなくなる
しかも私は結婚していて、私にも家庭がある
私の人生や私の老後はどうなるんだろう?
そして一番思ったのが、「家に帰る = 寝たきり」となる
でも先生の選択肢にある施設だと、未来が違ってくる可能性がある
いま病院でリハビリをしていて、当初は立つこともできなかったのに
リハビリを継続することで、何とか立つことができるようなった
家に戻るとリハビリがなくなるので、母は寝たきりがほぼ確定となる
母が1年だけ家に帰りたいということは、母はもう自分は歩けないと思っている
そしてワーカーさんも、寝たきり前提での話になっており
寝たきりになると分かっていても、母が希望しているから家に帰る支援をしている
でも私としては「何故、母を寝たきりにさせるの?」という疑問だった
何故、「家に帰るために施設でリハビリをする」という話にはならないのだろうか...
歩けなくても自分で車いすに乗れたり、立ち上がれるだけでも、寝たきりとは状況が違ってくる
だから主治医にこの気持ちを伝え、リハビリ継続の効果についても質問してみた
結果として、リハビリができる病院へ転院することをお願いした
ちなみに、母は家に帰りたかったが、私がリハビリ専門の病院へ転院させる決定をしたため
涙を流してショックを受けていた
主治医との話し合いの後、ソーシャルワーカーさんは私に微笑みながらこう言った
「家に帰ると思って、いろいろと介護に必要なパンフレットとか用意して来たんですよ~」
私が母を家に戻すと言うと思っていたのだろうか...
寝たきりになるとわかって、YESとは言わない!
そんなに長くない人生だからこそ、寝たきりを回避できる可能性を選びたい
もちろん後日、母には「リハビリをして家に戻るために転院する」ことを説明
「1年でいいから家に帰りたい」ということは、もう歩けないと自分が諦めているのでは?
そう伝えました
すると「そうかもしれない。 まだ諦めなくていいのかな? 今までせっかくリハビリ頑張ってきたんだしね…」と
気持ちが前向きになってくれました
まだ転院はしていませんが、それからの母はリハビリを頑張っているようで
「今日(つかまり立ちで)3歩、歩いたよ!」そんなことをドヤ顔で言っていました
数日前にお昼時間帯に面会に行った際には、ヨーグルトのフタがなかなか開けられなかったので
私があけようとすると「自分で開けないと(指の)リハビリにならないから自分でやる!」と
随分と前向きになっていて、話し方も力強くなってきました
やはり「目標」があると、心身共に回復につながりますね♪
ちなみに、転院のことは父と兄には相談せずに主治医と話して決めてきました
もちろんその夜に報告し、二人とも私と同じ意見だと転院の承諾を得ました
そして父に、母のおむつ交換をできるかどうか聞いてみたら「自分のことでさえできないのに...」
とまぁ、そんな回答でした
だからこそ、母が寝たきりになるのはまだ少し早いかなと...(笑)
母にはまだまだ、気持ちを元気に頑張っていてもらいたいと思います!

