こんにちは
11月23日(木・祝) @西宮
昨日は、おこがましくも不動産業者会・・・若手精鋭部隊が集うR.P.G. Realestate Partner Group (rpg-k.com) さまで登壇させていただきました。
不動産業務経験が活かせる行政書士業務
行政書士業務には、不動産の知識や業務経験が活かせることが多いのです。
わたし自身も不動産会社に勤めていて、地主さんとお話する中で相続の生前対策のサポートをしたいと思うに至った経緯がありました。
・・・ということは、逆にいうと不動産業者さまと協業できる部分が多いともいえます。
それには、まずはその不動産会社さまたちに、その業務の範囲や内容を知っていただく必要があります。
今回はそのいい機会をいただきました。
宅建資格を取れば活かせることができる?
資格の受験勉強として、行政書士と宅建士の相性はとても良いと思っています。
民法という課目がこの2つの資格の問題にかぶる割合が大きいからです。
私自身も宅建が初めての法律の勉強だったので、それがなければ行政書士試験合格ももっと時間がかかったことでしょう。
ただ・・・どの資格にもいえることかもしれませんが、資格を取ったからといって「活かせる」かどうかはまた別問題です。
このあたりを勘違いされている方がとても多いような気がしています。
これらが関わっているのは、不動産の調査力です。
市町村、県(土木事務所)、消防署・・・必要な申請要件が満たされているかどうかを調べるのは、やはり宅建士の受験勉強だけでは難しい・・・
不動産が関わらない行政書士業務であっても、申請要件、許可要件がいろいろあって、それを調べていくのと同じですよね。
やはり実務を重ねていく・・・それしかない気がしています。
前職は宅地開発の会社でしたが、宅建では一番苦手だった「法令上の制限」の問題を実務で解いていった感覚です。
私自身、このセミナーで偉そうな話をたくさんしてしまいましたが、不動産業務に関わるプロの方に「宅建持っているので、不動産の知識あります」というのはやめましょうね。笑
この会の方達はジェントルマンな方たちばかりだったので、救われました。
障害福祉に対する学び
私自身も福祉業界のことがわかっていないので、その学びのために、共同生活援助の世話人をしています。
もちろん、それでサービス施設の許認可業務がわかるわけではないのですが、どんなことで困っているのか? どのようなお手伝いができるのか?を感じて、そのための学びの方向性がわかってきた気がしています。
兵庫県行政書士会の医療・福祉委員に任命していただいたことも、その道をちゃんと極めていきなさいよ・・・という天からの声と受け止めて、精進していきます。