安宿の時間
 四国・丸亀に「ウェル亀」🐢と言う安宿がある。安宿の「安」は安っぽいでは無く、安らぎを意味している。加藤はお気に入りで毎年此の時期に来ている。清潔はneedless to say(あたりき)、丸亀駅から徒歩1分、ダッシュ30秒、真ん前のネパール料理店も安く、定食700円ナンのお代わりガンガン。風呂が無いのが難点だが、シャワー併設。四国、特に香川(うどん巡り、一推し)散策に是非。岡山駅からマリンライナー🚃、坂出駅乗り換え丸亀まで55分。宿の入り口で、なんか酔っ払ってるおっさんが、笑い掛けて来たら受付開始である。

 元バイクライダーだったオッサン。家族を持ち、飯の種に作った海鼠壁(なまこかべ=白塗り、交差する黒のアクセントも⭕️の漆喰壁))の宿。1階のみで部屋数も五つ、詰め込んでも10人ちょっと。平日2500円、祝日3000円。2階がおっさんの住居で子供の声、母親の嗜(たしな)める声に安らぐ。丸亀駅前には猪熊美術館(YouTube並びにPhoto参照、斬新なデザイン)やら、石垣の高さ日本一の丸亀城、居心地の良い市民図書館が在る。テーマ別の棚が司書のセンスを表している。田圃の世話とか、ご両親の御世話で地元に戻って来た知的階層が、図書館を充実してくれるのだ(🇯🇵、捨てたもんじゃ無いゎ)。

 港に繋留されているフェリーは離島行き⛴️。郷愁を唆(そそ)る。昨夕は愛媛大農学部の学生4人、高知のOL(水族館目当てで来たそうな)3名が投宿。休憩室のちゃぶ台に皆でポテトチップス出して(加藤も柿の種、提供して)「今まで観た美しい風景」について、だべる。徳島の眉山(びざん)、宇和島城ほか穏やかな情報交換。個室の個別化された宿とは異なる情趣。長月下旬は親友と徳島ユースホステルへ。