ご飯の時間 その1(空腹の側面)
 異口同音、全会一致、森羅万象、人類の願いは「ご飯🍚を正午に喰わせろ」であろう。異議など、一片も無いだろう。此のblogの読者の中で、ご卒業された方も多いが、11:57〜12:29まで、空腹の思い出は痛切にあると思う。空腹に耐えかね、菓子パンを板書の際、長めの英文と推察、大口で食べてる際、僅か1単語のみで終え、振り返り👹(画板で殴る先生、人選を加藤は誤った)派生語の説明に入ると言う驚天動地、天変地異、末法思想、正座🧎と菓子パン2個🥖🥐没収の憂き目に遭った者(私)は他にも居るだろう。

 私は此の祈りにも近い願いを、ことあるたびに周囲に訴えている(都知事選で「学校も企業同様、正午に喰わせる」と言う公約は誰も言わなかった。当然だが)。実際、12:30までの30分は生徒も辛いが私も辛い。クー〜って鳴って、恥ずかしい。飯テロとも言うべき、教材が食い物場面に出くわした日には皆、ザワザワする。志賀直哉「小僧の神様」冒頭、東京、寿司屋のシーン。美味そうに客がマグロを食っている。我々は教室と言う籠の🦆。魔法使いになれたらと、もうオッサンなので思わないが、時間を進める呪文は教えて欲しい。

 ほんの10分授業を短くすれば、正午の食事は出来る(稀に行事の関連で40分授業の際、短く感じ、幸福に感じる)」と言う声は大食いの生徒を中心に根強い。こう言う時、思っていても黙ってる生徒諸君、勇気を出して同意・同感の声を挙げて欲しい。