涼しくなる模試
 今週から来週文月に掛けて、2025年春🌸を占う模擬試験が始まる。若年人口が減ったら減った分、合併したり定員を減らすので、国公立大は相変わらず知力が要る。夏場の模試って、実は面白い。古文・漢文の出題者も暑苦しい時期に取り組んでくれる受験生に涼んで欲しい。因(よ)って妖怪・化け物・生き霊ネタ👻から出題する。

 有名どころだと、光源氏への想いから源氏の愛人を呪い殺す六条の御息所(みやすんどころ)。🦎トカゲのメスが夢に出てきて「夫が貴方の打った釘に偶然、足が貫かれた。手間を掛けるが土間の釘を抜いてくれ」と依頼を受ける宇治拾遺物語。解いてて✏️退屈しない。先週の授業では水木しげる作「化け物図鑑・妖怪図鑑」を広げ講談風に「出るわ妖怪、暴れる生き霊ぉぉぉ」と演じた。呆気に取られる学生たち。「大丈夫、薬物💊はやっていませんよ」と煽(あお)って終演。印象に残っただろう。さ、実戦。