ポケベル
 ご存知、昭和の連絡手段は📟ポケベル。携帯って平成(1989年1/8〜が元年)以降の存在。初期は数字のみで連絡を取り合う、相手が読み解け無ければ其れ迄🙏と言うtoolだった。敢えて言うが📟は浪漫だ。読み解くと言う浪漫。5731を我々は「ごめんなさい」と読めた。49106は「至急、電話」と読み解き、駅に並んだ公衆電話にダッシュ🏃‍♀️‍➡️、改札口脇には小さめの駅でも☎️4台は置かれ、家や会社に連絡した。打ち間違えは混沌と混乱、混迷を生んだ。13252を私が友人に送り(加藤の意図は「十三に5時」)、友人は「いざ、双子に」って読み解き、双子の友人が周りにいなかったので、チャリで家まで来た。13を十三(じゅうそう)と読めるかァって怒られて反省。ポケベルは奥が深い。
 
 進化して11=「あ」、12=「い」、・・、21=「か」って打ち込め、数字から文字機能が付いたのは朗報だった。私は最初、その変化に疎(うと)く、いっぱい数字を打ち込む方々を怪しんだ。公衆電話で(電話)30秒も打ち込んでいる。「イタズラ電話なら穏やかに注意しよう」(しなくて良かった。揉めていただろう)と勝手にモラルの低下(私の判断力の低下)を嘆く、底が抜けた兄ちゃんだった。