中国語・ベトナム語
 手紙(トイレットペーパー🧻)、愛人(奥さん)、湯(スープ)、故人(お友だち)は日本語との差異で有名。「愛人」は知らない日本人が文面を見ると複雑な表情を見せるが、本来、奥様を愛人と表記するって、至極(しごく)真っ当な表現だと思う。故人の意味は受験生には常道の引っ掛け。発音で誤解が生じるのは「どうぞ」。偶然、🇨🇳「皆、出ていくが良い」=都走(douzo)と発音が酷似。店に入って、直ぐ言われると面食らうだろう。中国人観光客の多い店は承知していて、別の表現、例えば「いらっしゃい」で応じる。

 🇻🇳語で日本人が戸惑うのが「はあああ」。しかも、発音も上がり調子で日本のヤンキーが言う音と近似値。率直な国民性も合わさって、困惑。なんですか?って意味だけど(ガイドブックにも、驚かないで下さいと示されている)ハノイで毎日、此の「はあああ」の洗礼を受けて、逞しくなる(必ず体験します)。

 日本みたく大資本に駆逐されない個人商店が多い。テーブル四つほどの🍜フォーの店が通りを埋め、朝から学生やバイク通勤の客で賑わっている。家族の絆が鎖ほど太い。ちびっ子が店番してる。横でお兄さんが宿題をしている。大学進学率を15%まで(それでも定員割れが起きている。賛成)とし、実力を生きる力で測る国は強い。