無くなる大学
 日本って劇的な変化を受け入れるのに時間が掛かる。コップに水が満ち足りて、いよいよ表面張力も超えて(決壊して)、一気に水🌊(時代の勢い)が溢れ、人々を押し流し、誰の目にも明らかになる。皆、慌てる。人口減少、おっさんのごり押し、前例踏襲(別名、先送り)、全て決壊。見ぬ振りは出来ない。

 自宅から見える神戸松蔭女子大が定員割れの打開策に男女共学、来年度入学から男子高校生も受験可、「神戸松蔭大」に名称変更。実際は旧態依然(きゅうたいいぜん、何ら改革しないこと)、学部編成も変えず、名前だけ変える。阪急六甲から六甲山⛰️方向に徒歩15分、この無試験大学、果たして5年、持つか?正直、難しい。広場という名の空き地か。阪急電車で一つ離れた海星女子大は潔く廃校。ジタバタしなかった。

 一方、永守重信(日本電産、今、ニデック。モーター製作で世界有数)氏が私財110億円の寄付で作った京都先端科学大(元、京都学園大)は、着実に学生を集めだした。卒業生がニデックにも就職、加藤の特許も検討して貰っている。淘汰される側ではなく、周りの私大をを淘汰する(京都橘大、奈良の畿央大も周りを「喰っている」賛成)大学。肝が据わった大学は私学であっても選ばれる、集まる、存在出来る。