宅急便配送センター
 夜間学校(事業構想大学院)に2021年3月まで通っていた。6時開始、9時40分終了。熱心な先生だと夜11時(空腹過ぎて、腹痛になったわ)に終え、それから宴会とか、面白いっちゃ面白い、充実した日々だった。そんな中、社会学のお題=「労働環境を語る」課題が与えられ、私は過酷な現場で著名なヤマト・Amazonの配送センターに出向、土日8時間を計16回働いた。

 高槻高校は割と寛大な職場だ。管理職も「生徒にもその体験を話して下さい」と勤務を調整してくれた。電話しただけで採用、「安全第一」がネパール、ベトナム、インドネシア語で表記され、⛑️ヘルメットにも幾つもの言語が貼られていた。

 女性は全員ベトナムからお見えで民族音楽を唄っている。ネパールの方は結構優しくて、菓子を勧めてくれる。「シゴト、ホカ、ナカッタカ」と心配顔だ(直ぐ現実化する)。米30kg、ゴルフバッグ、ダンボール📦詰めの水(此れらは腰を壊すので恐れられている)にも果敢に挑まねば怒られる。もちろん、加藤も「電話しただけで、今から直ぐ来て下さいって言う理由が分かった」と思いつつ、米持って走った🏃。

 機械音が煩(うるさ)くて、皆、絶叫。私も機械音に紛れて腹減ったよおおと叫んで、ゴルフバッグ背負った。小林多喜二🦀「蟹工船」、プロレタリア文学を再読する良い機会になった。