どもども
ジャイアンはジャイ子のあんちゃんだからジャイアン マヨ♪
@ワライフコンサルタントのモゲ こと 森瀬繁智です(^O^)/

そんな小ネタはさておき、
最近、某大手メーカーのCMで何かと話題のドラえもん。

そのドラえもんについて、
そういえばモゲ、かなり昔にブログを書いたことがあったな、
と思いだし、以前書いていたことのある他のモゲブログを見たところ、

悔しくも約4年たった今でも感動して泣かされましたので、
今日はご紹介させてもらいますね。

それでは、ハンカチを10枚用意して読むマヨ~(T▽T;)

※ちなみにこのストーリーは原作ではなく、
当時、ネット上で話題になったモノです。


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のび太とドラえもんに別れの時が訪れます。


それは、なんともあっさりと・・・・。


のび太はいつものように、宿題をせずに学校で叱られたり、

はたまたジャイアンにいじめられたり、

時にはスネ夫の自慢話を聞かされたり、

未来のお嫁さんであるはずのしずかちゃんが

出来杉との約束を優先してまうなどとまぁ,

小学生にとってはそれがすべての世界であり、

一番パターン化されてますが、

ママに叱られたのかもしれません。

とにかく、いつものようにあの雲が青い空に浮かんでいた、

天気のいい日であることは間違いないことでしょう。

そんないつもの風景で・・・・



ドラえもんが動かなくなっていた・・・・。



当然、のび太にはその理由は解りません。

喋りかけたり、叩いたり、

蹴ったり、しっぽを引っ張ってみたりしたでしょう。

なんの反応も示さないドラえもんを見て

のび太はだんだん不安なってしまいます。

付き合いも長く、

そして固い友情で結ばれている彼ら、

そしてのび太には動かなくなったドラえもんがどういう状態にあるか、

小学生ながらに理解するのです。

その晩、のび太は枕を濡らします。



ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん



のび太は眠りにつくことができません。

泣き疲れて、ただぼんやりしています。

無駄と分かりつつ、いろいろことをしました。

できうることのすべてをやったのでしょう.

それでも何の反応を示さないドラえもん。

泣くことをやめ、何かしらの反応をただただ、

黙って見つめ続ける少年のび太。

当然ですがポケットに手を入れてみたり、

スペアポケットなんてのもやりましたが動作しないのです。

そして、なんで今まで気付かなかったのか、のび太の引き出し、

そう、タイムマシンの存在に気がつくのです。ろくすっぽ着替えず、

のび太はパジャマのまま22世紀へとタイムマシンに乗り込みます。


これですべてが解決するはずが・・・・。



のび太は、なんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。

しかし、のび太はドラミちゃんでもどうにもならない

問題が発生していることに、この時点では気が付いていませんでした。

いえ、ドラミちゃんでさえも思いもしなかったことでしょう。



「ドラえもんが治る!」のび太はうれしかったでしょう。


せかすのび太と状況を完全に把握できない

ドラミちゃんはとにもかくにも20世紀へ。

お兄ちゃんを見て、ドラミちゃんはすぐに

お兄ちゃんの故障の原因が解りました。

正確には、故障ではなく電池切れでした。

そして電池を交換する、その時、

ドラミちゃんはその問題に気が付きました。



予備電池がない・・・。



のび太には、なんのことか解りません。


早く早くとせがむのび太にドラミちゃんは静かにのび太に伝えます。



「のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?」





当然、のび太は理解できません。

なんと、旧式ネコ型ロボットの耳には

電池交換時の予備電源が内蔵されており、

電池交換時にデータを保持いておく役割があったのです。



そして、そうです、 ドラえもんには耳がない・・・。



のび太もやっと理解しました。

そして、ドラえもんとの思い出が甦ってきました。

初めてドラえもんに会った日、

数々の未来道具、過去へ行ったり、

未来に行ったり、

恐竜を育てたり、

海底で遊んだり、

宇宙で戦争もしました。

鏡の世界にも行きました。


どれも映画になりそうなくらいの思い出です。



ある決断を迫られます。



ドラミちゃんは、いろいろ説明しました。

ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、

電池を交換することでドラえもん自身は

のび太との思い出が消えてしまうこと、

今のままの状態ではデータは消えないこと、

ドラえもんの設計者は設計者の意向で明かされていない
(超重要秘密事項)

ので連絡して助けてもらうことは不可能であるという、

これはとっても不思議で特異な規約でありました。

ただ修理及び改造は自由であることもこの規約に記されていました。



のび太、人生最大の決断をします。



のび太はドラミちゃんにお礼を言います。そしてのびたは



「ドラえもんはこのままでよい」



と一言告げただけです。

ドラミちゃんは後ろ髪引かれる想いですが、

何も言わずにタイムマシンに乗り、去っていきました。




あれから、数年後・・・。




のび太の何か大きく謎めいた魅力、

そして力強い意志、どこか淋しげな目、

眼鏡を触る仕草、黄色のシャツと紺色の短パン、

しずかちゃんが惚れるのに時間は要りませんでした。

外国留学から帰国した青年のび太は

最先端の技術をもつ企業に就職し、

そしてまた、しずかちゃんとめでたく結婚した。

そして、それはそれは暖かな家庭を築いていきました。

ドラミちゃんが去ってからのび太はドラえもんは未来に帰ったとみんな

に告げていました。

そしていつしか誰も「ドラえもん」のことは

口にしなくなっていました。

しかし、のび太の家の押入には「ドラえもん」が眠っています。

あの時のまま・・・。



のび太は技術者として、今、「ドラえもん」の前にいるのです。



小学生の頃、成績が悪かったのび太ですが

彼なりに必死に勉強しました。

そして中学、高校、大学と進学しかつ確実に力をつけていきました。

企業でも順調に、ある程度の成功もしました。

そしてもっとも権威のある大学に招かれるチャンスがあり、

のび太はそれを見事にパスしていきます。


そうです、


「ドラえもん」を治したい、その一心でした。


人間とはある時、突然変わるものなのです。


それがのび太にとっては


「ドラえもんの電池切れ」だったのです。




修理が可能であるならば、


それが小学6年生ののび太の原動力となったようでした。



自宅の研究室にて・・・。




あれからどれくらいの時間が経ったのでしょう。

しずかちゃんが研究室に呼ばれました。

絶対に入ることを禁じていた研究室でした。

中に入ると夫であるのび太は微笑んでいました。

そして机の上にあるそれをみて、しずかちゃんは言いました。


「ドラちゃん・・・?」



のび太は言いました。


「しずか、こっちに来てご覧、今、

ドラえもんのスイッチを入れるから」




頬をつたう一筋の涙・・・。



しずかちゃんは黙って、のび太の顔を見ています。

この瞬間のため、

まさにこのためにのび太は技術者になったのでした。

なぜだか失敗の不安はありませんでした。

こんなに落ち着いているのが変だと思うくらいのび太は、

静かに、静かに、そして丁重に、

何かを確認するようにスイッチを入れました。

ほんの少しの静寂の後、長い長い時が繁がりました。



「のび太くん、宿題は済んだのかい?」


ドラえもんの設計者が謎であった理由が



明らかになった瞬間でもありました。



まさか、のび太自身が「ドラえもん」の設計者だとは知らず、



ただひたすら「ドラえもん」を治すことだけを垣間見た人生。


あの時と同じように、空には白い雲が浮かんでいました。


Fin




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どうでした?


とてもいい話じゃなかったでしょうか?


この当時はまさか4年後にドラえもんが

ジャン・レノになっているとは誰が思ったことだろうか?


人は「目的」がはっきりしていれば

今、どんな状況であろうとも


「何でもできる」し
「何にでもなれる」

そんな事をこのストーリーの


のび太に教えてもらいました。

僕の心の支えにしようと思います。


いつもありがとうございます。感謝、感謝。


あなたが素敵な目標が見つかりますように・・・。







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