広報の考え方に
ステークホルダー
という考え方があります。
例えば
・ 株主・投資家などなど。
・ 顧客・消費者
・ 地域住民
・ 官公庁・行政機関
企業を取り巻く社会・利害関係者に対して
企業も社会の一員として、
良好な関係を築く・維持することが、
広報の役割なのですが、
昨今、
・ 従業員は企業活動の担い手。
・ 会社にとって、一番身近な社会の一員
という意味で、
社内・従業員もステークホルダーとして考える
エンプロィーリレーションズ
という考え方があります。
私見ながら、採用活動(求人→面接)を分析してみると、
応募者=将来の企業活動の担い手
と言えるのではないかと考えます。
と、すれば。
ステークホルダーである応募者とのコンタクトである
採用面接にも広報の考え方が必要かと。
今回は、この切り口から、
私見ながら、「採用面接の機能・目的」を分析してみました。
1.機能・目的その1 : 選考する(=選ぶ)
当然ながら、これが一番の機能になります。
ですが、「選考する」が目的ではなく、
「採用する」
つまり、
「求める人材に入社してもらう」ことが目的と考えます。
と、すれば、次の機能・目的があるかと。
2.機能・目的その2 : ファンになってもらう(=選ばれる)
採用の現場、求人募集の段階からもそうですが、
会社の価値観・仕事の内容など
の要素から、
応募者が
この会社で働きたい
というモチベーションを持ってもらうことが入社の決断の決め手
だったりします。
多くの応募者は、就職・転職活動で、複数の会社を並行して受験して、
複数の内定を取るケースが多いです。
これは、会社も最終的には、「選ばれる」立場にあるということを
示唆しています。
ですから、面接の時間のコミュニケーションで、
会社をPRするということも、大事なことだと考えます。
そして、ステークホルダーという面からもう一つの機能・目的。
3.機能・目的その3 : 満足してもらう(=嫌な印象を与えない)
よくよく考えてみると、
面接官は、応募者にとっては、最初に出会う「会社関係者」
この印象で、入社モチベーションが一気に下がるというケース
よくあるのでは?と思うのです。
・ いい会社と思ってたんだけど、面接官が高圧的だった・・・
・ なんか、話をまともに聴いてくれなかった・・・
・ なんか、不快な質問ばかりされた・・・
面接は、コミュニケーションの場でもあります。
応募者も、面接官以上に見ているものです。
なぜなら、
「このご縁、自分の将来・働きがい・生きがいをこの会社に託せるか?」
面接官を通じて、
・ 職場の雰囲気は?
・ どんな人達と、将来の同じ職場で働くんだろう?
を見極めようとしているからです。
そして、面接が終わってご縁がなかったとしても、
応募者・応募者の関係者もまた、将来のお客様候補。
面接の時間、満足してもらう。
少なくとも、
「会社に嫌な印象を与えて帰ってしまう」ことは、
少なからず、会社全体のイメージダウンに繋がりかねません。
そう考えると、面接官も会社の顔として、広報担当者と
言えるのではないかと考えます。
私見ながら、
媚びたり、機嫌と取るといった必要なないのですが、
「見られている・選ばれている」
前提と意識で、
面接のために時間をつくって頂いた応募者に対して、
人としての最低限の礼儀・配慮
は、採用面接の場でも
必要かと考える次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
みなさまのご参考になれば幸甚です。
では、また。
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