あったりします。
入手したリーフレットから、私見ながら、”なるほど”と
思ったところを集めてみて、ご紹介していきます。
今回は、
「販売職向けの求人票の書き方」
です。
1.応募者の傾向とチェックポイントです
ハローワークの独自分析では、この職種、
求職者は、労働条件をシビアにみている傾向があるそうです。
(2) 求職者が重視するチェックポイントの例です。
では、どこを重視しているかということですが。
① 雇用形態(正規or非正規)
② 賞与・昇給の有無
③ 時間交代制(シフト勤務)の有無 etc...
特に、非正規雇用には、なかなか応募が少ない傾向が
あるとのことです。
2.販売職を希望される求職者が知りたいこと。
いくら経験者といえども、オールマイティにあらゆる商材を
販売してきたという職務経験は皆無かと思います。
ですので、応募の判断材料として、例えばこういったことを
伝えることが有効だったりします。
(1) 何(What=どんな商品を)を販売するの?
具体的に、どんな商材を扱っているかという情報です。
(2) いつ(Where=何時から?何曜日に?)販売するの?
繁忙期や、勤務時間、シフト時間とかの情報です。
(3) どこで(Where=どんな場所で)販売するの?
販売場所は、いろいろありますよね。
自社の店舗なのか、商業施設のテンナントなのか
そういった類の情報です。
(4) 誰(Who=性別・年齢)に販売するの?
どんなターゲット(顧客層)に対する商材の販売であるかという情報です。
(5) どれぐらい(How Much or Many) 販売するの?
数量・金額 要は、ノルマ・個人目標の有無の情報です。
3.その他に、こういうことも。
販売職といっても、会社の規模、組織構成等の個別の事情で、
販売以外の仕事もやってもらう場合があろうかと思います。
そういった場合には、
”販売以外にどんな業務があるか?”ということが予め決まって
いるのであれば、全体業務の割合も含めて伝えることも、
一手かと考えます。
求人票の
「仕事の内容」・「特記事項」・「備考」欄
は、工夫すれば、こういった情報を広く伝えることができます。
また、わたくしめ、
広報・労務ジャーナリストの視点からは、
伝える情報も、
上記のような要素で整理してみることも有効だと考えます。
こうやって、分析してみると、
やっぱり、
求人票も求人広告の一種
なんですね。
ターゲットである求職者が、応募したくなる情報を絞り込んで伝えること。
私見ながら、求人票作成の”戦略”ポイントだと考えています。