天中殺期間に起こること

天中殺期間によく起こることは何でしょうか?

 

天中殺期間に起こることには決まった法則があるわけではありません。


しかし、人間関係の摩擦やゴタゴタした状況になってきたというのはよく聞く話です。

 

 

例えば今までうまくいっていた人間関係が何故かギクシャクするようになった、とか

 

自分に利益や得をもたらしてくれそうな人と知り合いになったけれど、

 

変な知り合いが増えて面倒なことになってきた、とか

 

調子のよい人に付き合っているうちにおかしなことに巻き込まれそうになった、とか

 

中にはもっと些細なことがらや、職場での人間関係の悪化といったこともあるかもしれません。

 

 

 

人間関係の問題やゴタゴタには様々なものがあるので、ここで挙げた例はほんの一例だと思います。

 

概して天中殺期間というのは、なんやかやといった人間関係のもつれ、もめ事、ゴタゴタ、気持ちがすっきりしない、気分が重くなる関係性などという事象に接しやすくなります。

 

 

人間関係の悩みが増えるわけ

では一体なぜこの時期にそうなってしまうのでしょうか?
 
一般的に天中殺期間というのは、自分の今までの問題処理の方法や考え方が通用しなくなる時期です。
 

自分らしさが発揮できないし、自分の良いところが出せない時期です。

 

別の言い方をすれば、人間関係の中で自分の影響力が良い方向に運ばなくなる時期とも言えます。

 

それまで自分の調子が良くて様々な人たちと知り合い人間関係を広げてきた結果、

 

多くの人との関係性で今まで通りの方法で接したとしても、

 

そのやり方が通用しないとなるとゴタゴタや問題が起こってきてしまいます。

 

 

 

もちろんこれは新しい人間関係だけにはとどまらず、今までの長い付き合いの中で培ってきた人間関係でも起こります。

 

長い年月培ってきた人間関係であっても、今までならば通用していたやり方や接し方が必ずしも同じようにうまくいくと限らないのです。

 

 

人間関係の問題を乗り越えるには?

 

では天中殺期間中に人間関係の摩擦や問題に巻き込まれてしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?

 

ここで一番にお勧めしたいことが、気持ちを割り切るということです。

 

つまり自分が直接の原因でなくて、よそからもたらされたゴタゴタや人間関係の摩擦については、

 

「これは人間関係の勉強なんだ」と割り切ることです。

 

 

実際にこの期間に起きている人間関係の問題というのは、

 

私たちに別の考え方をしなさいよ、

 

別の方法を試してみなさいよ、

 

いつもお決まりの方法だけではなくて、周りの人がどうやってそれに対応しているか観察してみなさいよ、

 

あなたもそれを真似してみたらすんなりといくのではないかしら?

 

とメッセージを与えてくれているというように考えると良いのです。

 

 

 

例えば、

 

私は今までこれが一番良いやり方だと思っていたし、それでやってきていたけれどこういう考え方もあるのね、とか

 

今までの人間関係にはこのようなタイプの人がいなかったけれど、こういう考え方の人もいるのね、とか

 

そんな風に考えてみるのも良いと思います。

 

もちろんそう思ったからと言って、それが絶対とか、正しいとか思う必要は全くありません。

 

 

 

ここで大切なことは、このような考え方をする人がいるとか、こんな考え方があるんだとか、

 

このような事柄がまかり通るんだ、知らなかったわ、

 

といった自分とは違う考え方や行動の仕方があると事実として受け止めるだけなのです。

 

また周囲がゴタゴタしている時ほどその渦中にいては大変な目にあいやすくなります。

 

そのようなときは、周りの人の話を一見聞いているようなふりをする、

 

人の話をうまく聞き流す、

 

そっとその場を離れる、

 

なんてテクニックを使うのもありだと思います。

 

 

まとめ

 

天中殺期間というのはあなたにとって人間関係のお勉強の期間です。

 

つまりあなたの人間としての器を広げる経験なんだということですね。

 

人間関係がうまくいかない時期というのは誰にでもあります。

それがもし天中殺期間だというのならば、人間関係の勉強期間なんだなと割り切って考えると良いと思います。