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“勝つ経営から生き残る経営へ”

経営コンサルティング会社
キズカスカンパニー
代表の加藤です。

さて今日のブログは・・・
『【イチローさんの引退】
常に結果を出すことの難しさと
松井秀喜さんの凄さ!』

と題してお送りいたします。


画像出典:デイリースポーツオンラインより

引退コメントから(原文のまま)

Q.「イチロー選手の生きざまで、ファンの方に伝えられたことや、
伝わっていたらうれしいなと思うことはあるか?」

A.「生きざまというのは僕にはよくわからないですけど、
生き方というふうに考えるならば……先ほどもお話しましたけども、
人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。

あくまでも、はかりは自分の中にある。それで自分なりにはかりを使いながら、
自分の限界を見ながら、ちょっと越えていくということを繰り返していく。

そうすると、いつの日からかこんな自分になっているんだ、という状態になって。

だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。

一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、
それは続けられないと僕は考えているので、地道に進むしかない。

進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は後退しかしない時期も
あると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。

でもそれは正解とは限らないですよね。

間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって
遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。

自分なりに重ねてきたことを、今日のゲーム後のファンの方の気持ちですよね、
それを見たときに、ひょっとしたらそんなところを見ていただいていたのかなと。

それは嬉しかったです。そうだとしたらすごく嬉しいし、そうじゃなくても嬉しいです、あれは」

数々の記録や実績を出しながら【少しづつの積み重ね】でしか、自分を超えられない。

普通の人間である私は、当然コツコツと努力しなければいけない。

まあこのブログでいつも書いていることですが・・・


またインタビューの中で・・

Q.「以前にも引退の2文字が浮かんで悩んだ時期はあったのか?」

A.「引退というよりは、クビになるんじゃないか、はいつもありましたね。
ニューヨークに行ってからはもう毎日そんな感じです。マイアミもそうでしたけど。
ニューヨークというのはみなさんご存知かどうか知らないですけど、特殊な場所です。
マイアミもまた違った意味で特殊な場所です。

だから毎日そんなメンタリティーで過ごしていたんですね。
クビになるときはまさにその時(引退)だろうと思っていたので、そんなのしょっちゅうありました」

この言葉から、イチローさんの実績をしても、ニューヨークヤンキースなど
新天地でのプレッシャーは、図り知れなかったんだと想像がつきます。

そのニューヨーク(ヤンキース)で、今でもファンから慕われている
松井秀喜さんは、本当の素晴らしいプレイヤーだったんだと改めて感じます。

仕事であれば、結果が求められる。

過程があって、結果があることは誰もが分かっていても、
過程を評価することは難しい。すべては【結果】。

選手であれば、結果が出なければ【契約解除】という評価。
しかし、中小企業の経営者に【契約解除】という評価はありません。

だからこそ、経営者だから自分の考えがすべて正解ではなく、
自分の考えを律する努力。また自分の間違いを認めるだけの器量が
必要だとつくづく感じます。

部下がやっていることに対して【間違い】を指摘しても
経営者がやっていることに【間違い】を指摘してくれる部下はいません。

なぜなら・・・
指摘した部下=気に入らない部下を経営者はすぐに退職させられますから、
間違いを修正せずに、過去と変わらない経営を続ける、

私も、過去の考えを払拭できないことがあります。

だからこそ、様々な事柄や情報を【自分の目で見て(実証)】し、
過去の考えを上書きする努力を続けています。


イチローさんが言われた通り・・・
「一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、
それは続けられないと僕は考えている」

仕事が一気にうまく行ったことで、鼻高々になる方は少なくありません。
その経験も大事です。

しかし、それを続けて入れば、いつか周りから総スカンを受ける。
総スカンを受けて「自分の考えは間違っている」と気づくことが大切。

今の自分は、昨日までに作られた性格や人格。

50歳・60歳で謙虚でない人は、一生「自分好き(自己中心)」なのは
自分を振り返らない。自分を改善しない人。

性格も人格も、今日・明日で変えられるものではありません。

イチローさんや松井さんのような人格者にはことは難しいですが、
【後進の手本とならないただの年寄り(老害)】
にならない、人間になりたと思っています。

最後に・・・

こちらは、松井秀喜さんの2009年のワールドシリーズ第6戦の動画です。



この素晴らしい興奮を与えてくれた松井さんを、ニューヨークの方々は
今でも支持し続けている証拠ですね。

過程ではなく、結果ですね!

今日は以上です。

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