

このブログは、個人事業主の方・中小企業経営者・これから起業される方に向けて発信しております。
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【番外記事】
今日は・・・
『若くして成功した経営者の苦悩とは? リブセンス業績発表』
と題してお送りいたします。
リブセンスと言えば、上場企業の最年少記録(当時25歳)を打ち出した、
村上太一社長率いる会社です。
先日、業績発表があり、営業利益が大幅減になるとのことです。
リブセンス投資家情報(決算短信)はコチラからご覧いただけます。

若くして成功したい!
多くの若者が、そう思って起業をすると思います。
成功する人にスポットが当てられますが、
その陰で、倒産している会社が出ていると事実には
あまり目を向ける人はいないものです。
“勝てば官軍”という考え方を学んできましたが、
強いものが勝ち残るという考えもあれば、
逆に細々とでも、長く続く会社を目指す人もいると思います。
私は、上場企業を引っ張れる器量など自分にはまったくないことに、
20代で気づきました。
大きな会社って、頑張って作れるものではないんです。
そこには・・・
○人をまとめ、同じ目標に向かわせる力
○自分の目標のために周りを巻き込む力
○資金をかき集められるだけの器量とビジネスセンス
そのほかにもたくさんありますが、
このどれが欠けると、大きな会社ほど、
一気に崩れていきます。
早い時期に成功し、アーリーリタイアできるひとは、凄いと思います。
私は、60代になっても、会社や仕事を続けていたい。
いろいろな会社やお店の方のために、今の仕事に携わっていたい。
そう思っていますので、「貧乏暇なし」という考えで(まあ事実そうなので・・・)
一年一年、牛歩の歩みながら、前に進んでいます。
リブセンスさんは、これから会社の立て直しに入ると思いますが、
モバイルゲームの大手GREEさんが、社員を大量解雇したように、
一気にそこから整理(=不採算事業の清算など)していくのではないでしょうか?
会社を大きくしていくのは、とても大変ですし、メンタルの弱い人には
とてもできない仕事です。
会社を大きくする時は、どんどん採用しますが、
会社を小さくする時は、一気に解雇されます。
右肩上がりの業績を上げるためには、
その方法が一番だと思います。
私のクライアントさんは、中小企業の経営者様ですので、
次の一歩のために、今から踏み出す一歩一歩を大切にする!
という思いで、仕事をさせていただいております。
リブセンスさんの立て直し方法を
私も勉強させていただきたいと思います。
【参考リンク】
あっ壮絶。杉本宏之さん著「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」を読んでみた。
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