好きなことで生きていく
事業計画では、理念とか目的が大前提になって、商品やサービス、顧客像を考え、実行計画を立てていく。
ここで、理念や目的は、えてして高尚でかっこいいものになる。
社会に貢献するだとか、地域に寄り添うだとか。
僕の仕事は、事業経営で課題を抱える人々を支援することである。
だが僕は人を助けたいわけではないし、社会に貢献したいわけでもない。
複雑な問題をときほぐし、解決策を考え、それを実行する仕組みを創ることが好きなだけだ。
好きなことを仕事にする。
ただそれだけでいいと思う。
ひとりひとりが、自分の好きな仕事を精一杯やれば、自ずと社会は良くなっていくのだ。
システムコンサルティング
システムコンサルティング
情報システム開発で重要なことは、どう作るかではなく、何を創るかだ。
ところが、創りたいものには不確実性がある。
本当に欲しいものが何か、わからないのだ。
その原因は、経営者自身の思い込みや視点の硬直化にあることが多い。あまりの多くの期待を持ち、優先順位づけが出来ず、身動きができなくなってしまうのだ。
この視点を転換(リフレーミング)させることが、コンサルタントの最初の仕事である。
ベースラインを定め、ブレーンストーミングで目の前の問題点を洗い出し、プロトタイプを創り、検証する。
その過程で視点の転換が起こり、新たな課題に気づき、新しい情報を集め視点を定め直してプロトタイプを改善あるいは創り直す。
このプロセスの中心となるのは、クライアント自身だ。コンサルタントとしての答えを提案するのではなく、クライアント自身が考え実行する。
それは、クライアントの成長につながり、より良いソリューションを創り上げていく。
コンサルタントがクライアントに示すものは、その知識や技術ではなく、クライアントのポテンシャルを引き出すプロセスなのである。
プロセスコンサルティング(ビジネスアナリシス
プロジェクトマネジメントは、目的の明確化とその実現のプロセスであり、目的(要求)の獲得と変更の繰り返しである。
要求を固定化するのではなく、要求は変化することを前提とした「要求開発」を通じてクライアントの問題意識や当事者意識を育てることがプロジェクトの成功につながり、「継続的な支援関係」を生む。
固定化された要求は「防衛行動」の原因でありプロジェクトを失敗させるが、柔軟な要求開発は「協力関係」の源泉であり、そのプロセスこそが有効なコンサルティングなのである。
「要求は変化するもので、むしろそれはクライアントの成長の証だ」と思えば、支援者のストレスも減少するのだ。

