SNSの共通認識を持とう! | 社労士からの情報発信ブログ

社労士からの情報発信ブログ

私は社会保険労務士の立場から、会社経営の成長に貢献できるような「情報」を発信します!

こんばんは。
介護労務コンサルタント(社会保険労務士、介護福祉士)の松岡勇人です。


SNSの共通認識を持とう!

スマホの普及に伴い、Facebook等のSNSの利用率が加速度的に伸び、会社でも自社のイベントや製品等を宣伝するのに活用されている。


また、個人でも、例えば、昼食に有名店のラーメンを食べたとか、人気のスポットに行ってきた等、写真付きで気軽に投稿できるので多くの人が利用している。


今の情報化時代には、情報のシェアする1つの手段として、Facebook等のSNSはなくてはならない存在だ。


しかし、2年ほど前になるであろうか、Facebook等のSNSでふざけた行動を自ら公開し、会社に大きな損害を与えた事件が何件も報道されたことを覚えているだろうか?


その報道の中でも、私が個人的に衝撃を受けた投稿は、

某ピザ店のアルバイトが自分の顔にピザ生地を貼り付け、まるで覆面レスラーにでもなったかのような写真

である。


この投稿は確か炎上したように記憶している。



これらの報道で共通していたのは、「こんな大変なことになるとは思わなかった・・・」と投稿者の皆が同じ発言をしていた。


ふざけた行動を自ら公開したこと自体をそもそも悪いことだとは、認識していないように受け取れた。


これらの報道をされた会社は、気軽な投稿とは反比例するほどの損害を受けた・・・店舗を閉鎖した会社もあったように記憶している。



さて、介護事業所の経営者の皆様も、このSNS時代、職員に対して、SNSの利用方法について確認し、共通認識を持っているだろうか?


読んで不快になるような情報や写真は投稿しない!がFacebook等のSNSの基本マナーだが、事業所と職員の間では、以下の3点について、共通認識を持とう!

①Facebook等のSNSを通じて発信される情報の重要性についての認識


②発信される情報によっては、自社、ご利用者およびそのご家族、第三者に損害を及ぼす可能性があることへの認識


③情報漏洩に関する規定が就業規則に記載されており、事業所の情報や個人(職員、ご利用者およびそのご家族)が特定できてしまう内容は、懲戒の対象になる可能性がゼロではないという認識



介護事業所の場合、訪問系では登録ヘルパー、施設系では派遣が多く在籍している。

「私は登録ヘルパーだから・・・」

「俺は派遣だから・・・」

と言わせないよう、常勤の職員と同じ共通認識を持ってもらうよう教育しよう!



今号もご覧いただき、ありがとうございました。次号もよろしくお願いいたします。