こんにちは。
思考整理アドバイザーの野中ナオミです。
73歳で受験勉強を始め、先ごろ
駒沢大学仏教学部にストレート合格した
萩本欽一さん。
ボケ防止にやってみるか
と思い立ち、見事に結果を出したとか。
その若々しいフットワークには
驚かされます。
また、欽ちゃんは
脳科学者も太鼓判を押す勉強法を
「自分で編み出した」そうで、
ビックリ仰天！
彼の勉強法をご紹介しますね。
まず、
「記憶する」勉強は午前中に行う。
人間は寝ている間に
頭の中で情報を整理しているそうです。
そのため、目ざめてすぐは
脳内がスッキリ整理された状態なので
「空き容量」が大きいんだとか。
なので、新しい情報を詰め込みやすいんです。
次に、
オリジナルの参考書を作る。
市販の参考書をコピーし、
「自分にとって必要な部分」だけを
切り貼りしてノートを作ります。
余分な情報は極限まで削り、
記憶すべきものだけに整理するのです。
欽ちゃんの自作ノートは
コーネル大学式ノート にそっくりでした。
そして、
ユーモラスな語呂合わせで記憶する。
人間、「楽しい」と思えることは
熱心に取り組めるものです。
欽ちゃんは、自分でストーリーを考え
面白いイメージを作って
英単語の意味を記憶していました。
単語の音を日本語に変換し、
「記憶を引き出すタグ」にするんです。
脳科学者の茂木健一郎さんによると、
記憶は
基本的に「なくならないもの」だとか。
ただ、しまってある記憶が埋もれて
うまく引き出せないと、
「記憶が "なくなった"（＝忘れた）」と
思うだけなんですって。
「脳はねぇ、歳をとっても
何度も繰り返し教えてやると
分かったよ 覚えるよ
って、動いてくれるもんなのね。
ただし、
俺の慣れたやり方でないと
できないよ
って言うの。」
その人の脳に合ったやり方でないと
きちんと出し入れできるように
納められない。
この理屈は
物も、情報も、まったく同じ。
欽ちゃんの記憶術は
すばらしい「脳内整理術」でした！
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