人って誰でも1つや2つは嘘をついたことがあると思います。

そんな私も嘘だらけの人生。
嘘の固まり、嘘っぱち人生です♪

もしかしたら、存在自体が嘘かもしれない(笑)


私の母親が以前こんなことを話しているのを思い出しました。



おばあちゃんに嘘をついて忘れられないことがあるのよ…。


母の父親は、戦争で亡くなっています。

母が2歳のときにロシア(当時のソ連)に渡り、そこで帰らぬ人になってしまいました。

なので、祖母は母たち3姉弟を女手1つで育ててくれました。

そんなものですから、周りと比べて、かなり暮らしが貧相だったらしいです。


そんな母が小学生の頃、新しいえんぴつが欲しくて欲しくてたまらなくなってしまったようです。

新しいえんぴつを買ってもらうために、母が取った行動は…。

わざとえんぴつを折った…。



おばあちゃんに折れちゃった嘘をついて買ってもらったんだけど、
生活が苦しい中で、そんな嘘をついてまで買ってもらったことを、
今でも申し訳なかったって後悔しているのよ…。



真実は、嘘という≪えんぴつが折れた≫現実に覆い隠されたのですが、
60年近く経った今でも、真実はそこに残り続けていたのです。



嘘ってね。
つかれた側は忘れてしまうんだけど、
当のついた側は、永遠に忘れないものなのよ…。




母のこの言葉こそ、真実だと思いました。

深すぎる…。



ってなかんじで、今日はこのへんで!