メアリーめがねをかける、の巻 | 都内不動産屋ときどき居酒屋下っ端スタッフのブログ

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基本的には都内の不動産屋クン話をする予定。隠れキャラ的に居酒屋でお酒を作ったりもしてしまう、とある不動産屋代表のブログ

最近、レンタルDVDで「大草原の小さな家」
を見ている。

大草原の小さな家は僕らが小学生のころから
中学生のころにやっていたアメリカの家族ドラマだ。
舞台はアメリカの南北戦争が終わって数年たった、
日本で言うと明治の西南戦争前後の話だ。

何度か再放送もしていたから、若い人でも
知っている人がいるかもしれない。

僕は小学校時代、このドラマが大好きだった。
というか、うちの家族中このドラマのファンだった。

確か僕の記憶だと土曜日の夕方にNHKでやっていて、
このドラマを家族で見終わると、夕食の時間だった気がする。
それが習慣になるくらい何年もずっと見ていた番組だ。

昨日見たのは主人公のローラのお姉さん、メアリーの
視力が悪くなってしまうという回だった。

知っている人もいると思うが、メアリーは後に
全盲になってしまう。
この回はそこまでではなく、単に視力が落ちた、という話だ。

視力の落ちたメアリーは都会の街で眼科に行き、
眼鏡を作ってもらうのだ。

眼鏡を作ってもらい、お父さんと一緒に馬車に乗り
家に帰る道で、メアリーは
「世界がこんなに明るかったなんて!」
といって、感激する場面がある。

僕は小さい頃、視力が両目とも2.0あるくらい目がよかった。
学校の帰り道に歩きながら藪の中にいるカマキリや
その他の昆虫が見つけられたくらい良かった。

ところが、小学校4年生くらいからガタガタと
視力が落ち出し、小学校5年のときに両目が0.5になり
眼鏡をかけることになった。

近くのメガネ屋さんで眼鏡を作ってもらい、
学校の帰りに新しい眼鏡をかけて
夕方、家に帰った時のことは今でも忘れられない。
まさに、メアリーと同じ気持ちだった。

目がいい人にはわかりづらいかもしれないが、
視力が落ちるということは、眼の中に入る
光の量自体も減るということなのだ。

眼鏡をかけて町を歩くと、いつも見慣れているはずの
団地の灯りまでがとっても綺麗に見えた。
「目のいい奴らは、いつもこんな景色を見てたのか!」
と、今まで眼鏡をしなかったことが損した気分に
なったくらい、そのたわいもない団地の景色が、
素晴らしく綺麗なものに見えた。

その後の感想もメアリーとほぼ一緒。

別に眼鏡をしてる姿を誰が笑うわけではないのだが、
何となく恥ずかしかった僕は、勉強するときだけ
眼鏡をし、それ以外ではつけることはなかった。

大学生になってコンタクトをするまで、
眼鏡をかけない僕には街の様子がよくわからず、
人の顔も見えないので、人を無視しなくても済むように
なるべく顔を伏せて歩いてた。
そういう意味では、高校までの僕は非常に
愛想のない人間だったと思う。
きっと友達にあいさつされたり、声掛けられたりしたのを
何回も無視して去ってしまったこともあると思う。

眼鏡をかけてりゃ、すべて解決なのだが、
そのくらいの年ごろってのは、そういうのを
自意識過剰なくらい気にしてしまうことが多い。



話はまるで変わるが、大草原の小さな家は面白い。

何が面白いかって、小学生のころは主人公の
ローラやメアリーの気持ちになってみていたのに、
自分が大人になって子供をもつ親になると、
ローラのお父さんやお母さんの気持ちになってみている。

そうすると、同じ話を見ているのに、まるで違った
感想をもつんだなあ、と思った。

マンガや小説もそうだ。

でも、その一方でローラやメアリーの気持ちも
覚えている人間でいたいなあ、とも思う自分もいる。

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