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■時間がない

■時間がない

 

みなさんご無沙汰してます。

 

気が付けば今年もあと数分ですね。


 
さて、今日は時間についてです。

「時間がない」というセリフちょくちょく耳にします。
 
私は〝たしかに”と思うときもあります。
 
人生80年としても現在の私たちの年齢を引いたものが私たちの残りの人生となるわけですよね。
 
そうすると、やりたいことがあるなら、とっとと始めないと時間がないのです。
 
時間がないとはいっても、やり始めて加速するところまでいけば今の年齢が何歳であってもできることは多いはずです。
 
ただ、「時間がない」をやらない言い訳や、できない理由として使うのはあまり良くないですよね。
 
それでなくとも残りの人生は刻々と少なくなっていってるのに、そんな言い訳をしてやり始めないとさらに少なくなっていきますよね。人生は1回っきりなのにすごくもったいないことです。
 
人生というのは期限があるものです。これはどんな人にでもあります。
 
もうすぐ2014年が幕を開けます。2014年は「時間がない」を行動しない言い訳に使うのではなく、「時間がない」からすぐに始め、行動し続けることに宣言しましょう。

■2013年スタート!

■2013年スタート! 

 
少し遅くなりましたが、みなさん
あけましておめでとうございます。
 
そして、お久しぶりです。
 
 
みなさんはどんなお正月を過ごされてますか?
私はのんびりとした正月を迎えています。
 
ちょこちょことテレビも見てましたが、各界の人たちがこぞって世界との向き合い方や経済について話していますね。
  
年始ということもあり、また昨年末に政権が変わったこともあって気になるところなのでしょう。
 
 
討論番組では討論に参加している人たちも、それぞれの世界で活躍している著名な方たちが出ていましたが、話す視点が二つに分かれていることを感じました。
 
 
1つは、政治家や経済学者、評論家が話している視点。
もう一つは、経営などに携わっている、いわゆる実践者の人たちです。

 

これは思考のパターンによる違いから起こってくるものだと思います。
 
 
私が個人的に感じたことなので、色々な感じ方はあると思いますが、こういう分かれ方はどこでも起こることだと思います。
 
この二つの違いをみてみると、一方はデータの数字やアンケート調査を元に机上論で話していることがわかります。そしてマクロ的な話が多いのも特徴的です。
 

そして後者は、経営者発想なのでより実現性が高く実践的な話をしていることが多いです。

しかし、評論家思考の人たちからは理解を得られないことが多いですね。
 
 
なぜ理解を得られないのか?

おそらく実践的で実現性の高い話というのは政治家や経済学者には“実現性がない”“実践するのが困難”と見えてしまうようです。
 
なので、常にブレーキを踏んで前へ進むことを阻止しようと無意識に行ってしまいます。
 
 
経営に携わっている人や一定の成功を得ている人は、まず実践をして失敗して、また実践をして失敗をして・・・を繰り返して、その中から成功を導き出します。
特に優秀な経営者ほどこのプロセスをたどっています。
 
 
ところが、経済学者や政治家、評論家にはイマイチ理解できないようです。
中には「それはリスクはゼロなんですか!」と怒鳴っている人までいました。
 
そもそもこの世にリスクゼロのことなんてありません。
しかし、こういった発想になって経済学者や政治家、評論家はブレーキをかけてしまうのでしょう。
 
 
優秀な経営者の定義っていろいろありますが、私は、価値の創造ができ、イノベーションのできることが大切な要素だと考えています。これができれば結果的に社会貢献にも繋がり会社にも利益をもたらしてくれます。
 


経営がうまくいく経営者は「価値を創造する視点」、そして「イノベーションを起こす視点」から発想し、それを言語化しているので、価値を創造することができない人やイノベーションを起こせない人からすると荒唐無稽な話に聞こえてしまうのでしょう。
 
普段から価値を創造する発想やイノベーションを起こせる発想をしてきたわけではないので当たり前といえば当たり前かもしれませんが。 
 
 
価値の創造ができるからこそ消費者はお金を支払ってくれるし、時代の変化が激しい時代だからこそイノーベションスピリットが大切なのです。
 
 
でも、残念ながらテレビに出て発言している人の多くは評論家的な人たちばかりです。

経済学者、政治家であり、これらの人たちの発想は現状維持思想が強くて、価値を創造したりイノベーションを起こすような思考になっていません。
いわゆる論客といわれる人たちなので、もっともらしい話をしてくれますが、残念ながら本質からはズレた話も結構あるので見る側は注意が必要です。
 
 
だからといって、彼らの批判だけをしたり、政治の批判だけをしようと考えているわけではありません。そんなことをしても建設的ではありませんからね。
 
事実、経済学者も見えないところで学術的な観点からあらゆる研究をして成果に結び付けていることも少なくありませんし、自分で政治をしないのなら政治家に任せるしかないわけですからね。

 

専門家の言うことだから正しいとかではなく、この発言している人はどういう意図で発言しているのか?前向きな発言なのか?ただ批判だけをしていないか?など自分なりのチェックリストと照らし合わせて聞く必要があるでしょうね。
 
 
そのためには、多少は政治に関心を持つことは大切ですし、自分とは異なる考えの人と話したり、常日頃から考える習慣をもつことは大切かもしれないですね。

 

 

政治を逃げ道に使ったり、景気が悪いから今の自分の現状も悪いといったようなことを言い続けても自分のためにも何もいいことはないので、積極的に考えて実行する習慣は必要です。
 
今自分にできることはないかを徹底的に考え実行する方が、今の自分にも未来の自分にもいいのではないかと思います。
 
 
どうせ、政治家に自分の未来を委ねたところで良くならないことは過去の歴史からもわかる通りです。
 
 
この1年で劇的に世の中が良くなるということはありませんが、自分自身で自分の人生を劇的に良い方向に変えることは可能です。
もちろん簡単ではありません。
 
でも、政治家に運命を委ねたり、世の中が劇的に良くなるのを待ったりして自分の人生を何かに依存するよりは何百倍も簡単です。
 
 
一年の初めということもあり、みなさんそれぞれに決め事や誓いなのどがあるかと思います。
今年は「自立」というテーマをかかげるのもいいかもしれません。
 
 
会社からの自立
親からの自立
我が子からの自立
政治からの自立
国家からの自立
友達からの自立
そして自分からの自立
 
 
いろいろな自立があると思います。
それぞれが自立して成長すれば恐れから解放され自分らしく生きられるのではないでしょうか。
少なくとも今までよりは。
 
 
 
それでは、みなさんにとって素敵な一年でありますように。

■失敗するコーチング

■失敗するコーチング
 
 
コーチングが流行りだしたのは私の記憶が正しければ15、6年くらい前だったと思います。
 
それ以来、特に最近では大企業の現場でもコーチングの研修を受けて実践されているところも多く見受けられるようになってきました。
 
非常に素晴らしいことですよね。
 
 
ただ、いざ実践してみるとうまくいかなくて悩んでいる管理者や経営者も多いようです。
 
うまくいっていないことに気が付いている人はまだいいのですが、うまくいっていないことに気付かずに自己満足に陶酔して部下の不満を蓄積してしまっている人も多いようです。
 
 
今日はその辺りについてお話していきます。。
 
 
 
これからお話することは私の経験とコンサルティングをしていく中での経験から述べます。
 
コーチングの教科書通りのことを話すわけではありません。
なので、あなたが学んだコーチングとは異なる点もあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
 
 
 
読者の方の中でもコーチングのスキルを見に付けた人や知識として得た人など、コーチングに接してこられた人も多いと思います。
 
これまでは教育といえばティーチングだったのが、コーチングが主流になり つつありますから否が応でも学ばされたという人もいるでしょう。
 
コーチング関係の本を読んだり、コーチングインストラクターの中にはティーチングを真っ向から否定する人まで現れてきましたから今までの経験との狭間でもがいている人もいるのではないでしょうか。
 
 
前述したように実践していくなかで「なかなか上手くいかないな~」と感じる人も多いようです。
 
 
 
コーチングは素晴らしいスキルです。コーチングによって気付きを促すことは大切なプロセスです。
 
ですが、コーチングに対して変な思い込みのおかげで職場が混乱しているところがあるのも事実としてあります。
 
 
 
■変な思い込みとはどんな思い込みか?
 
 
コーチングは無から有を生み出す魔法のスキルではありません。
眠っている“可能性”を引き出すスキルといった方がニュアンスとして近いかもしれません。
 
 
つまり、コーチングをやる前にやることがあるというこです。
そう、まずはティーチングが必要だということです。
 
からっぽの箱の中をいくらほじくり出そうとしても何も出てきません。
まずは中に入れてあげなければいけないんです。
 
 
ということは、ティーチングでやるべきこととコーチングでやるべきこと、また、どのタイミングでコーチングをするのかなど事前に分けておくことが必要になってきます。
 
 
順番として。まずは教えてあげましょう。
コーチングはその後です。
 
 
たとえば、教えた後に最初はうまくいっていても必ず壁にぶち当たって悩み始めるときがくるものです。
その時にコーチングを使って解決に導いてあげるのは有効です。
 
 
新入社員にいきなりコーチング、ヨガ教室に初めて参加した未経験の生徒にいきなりコーチング、知識を要する初めての試みなのにいきなりコーチングなど、これらすべて間違った使い方です。
もちろんケースバイケースですが、原則、こういった場合はティーチングからスタートです。
 
 
 
コーチングといえば解答を言ってはいけない、質問の応酬、などの思い込みからついつい応用できずに杓子定規にやってしまいがちですが、そこは必要に応じてティーチングを利用したり、自分の失敗談などを織り交ぜながら、ときには解答を言ってもいいのです。
 
まずはマネをすることから始めるものです。
マネをするためには解答を示してあげなければいけません。
 
まだ何も知らない時に「こういう時はどうすればいいと思う?」なんて聞いても反発心を生み出したり、モチベーションを下るだけでお互い得るものは何もありません。
 
 
 
今は企業が全体的に教育をおろそかにしている時代です。
経営者や管理者もなかなか教育に時間と費用をかける余地がないのも現実としてあります。
 
しかし、今教育に手を抜いてると後々にそのツケは必ずまわってきます。
 
 
教育は投資です。
 
 
そして、その投資効果を最大にするためには“教えるスキル”と“コーチングスキル”を上手に融合する必要があります。
 
 
ハッキリ言って人を育てることが上手な人や企業って少ないのです。
そうです。今が育てる力をつけるチャンスなんです。
 
今のうちに教育力を高めておけば他を圧倒することも可能です。
 
 
ぜひ、教えるスキルとコーチングスキルの両輪を磨いてください。


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