子育てに関する本をたくさん読んで
色々わかることは増えたはずなのに
実際の子育てがなかなかうまくいかない、
というお悩み、個別相談でもたくさんいただきます。
最近は、保育士さんからも
仕事ではうまく子どもと接することができてるし
知識もあるのに、自分の子育てになると
感情的になったりして全然思うようにできない、
といったご相談もあります。
学んでも学んでも、子育てそのものが
変わらない人は、実は少なくありません。
その理由は「ママの思考のクセ」が邪魔をしているから。
実際に私も、心理学科で子どもの心理や
子どもをどう育てていけばいいのかという子どもの育て方を学び
自分自身でもさらに学びを深めたりしていたので
自分はいい母親になれるはずだと、思い込んでいました。
確かに、上の子一人を育てていた時は
学んできたことが助けとなり、初めての子育てでも
楽しみながら過ごすことができていました。
ですが、2歳差で下の子が産まれて
その子がイヤイヤ期になってきたころから
ゆとりがなくなってきて、思うような子育てが
できなくなりました。
感情的に怒った瞬間、驚いたのは
子ども以上に、わたし自身でした。
「こんな小さな子に向かって
どんな声をあげているの…？」
疲れてるのかな、と気持ちのリセットをしてみても
たいして効果はなく、すぐにイライラする自分に
「一番やってはいけない状況ができてる…！」と危機感を感じた私。
そのときに、何をどうしたらいいのか
一生懸命に頭をひねりました。
何をしなければいけない、何をしたらいけない、
そういった知識は申し分なく持ってる…
でもそれが実践できない。これまではできてたのに…
そこでたどり着いたのは、私自身の問題でした。
気持ちのゆとりのなさや、完璧主義などの思考のクセ
わかってるけど許せなかったり、わかってるけど待てなかったり
そういった自分自身の内面にあるクセが
自分をコントロールしていることに気づきました。
私自身は、そこに気づいたあと、自分自身が
心理学科で学んできたカウンセリングなどの心理学の知識を
自分自身に活用して、半年間でそういった
感情に振り回された子育てを脱出。
子どもたちがちょうど３歳・２歳のころのことでした。
私自身も子育ては知識さえあればいいと思っていたけれど
身をもってそうじゃないことがわかりました。
だからこそ、うちのスクールでは
知っておくべき知識を学ぶことだけでなく
ママ自身の心や思考のクセを整えていくことを
同時に行っていくことで、受講生さんたちは
子育てがラクになったり、自分を好きになれたり、
子どもを心から愛おしく思いながら子育てができたり、
といった「やりたかった子育て」を手に入れています。
子育てには、知識とママの心のあり方の両方が大切です。
もしあなたが、たくさんの本を読んだり、知識を持っていても
思うような子育てができていないのであれば
あとは心のクセを整えてあげるだけで
あなたのやりたい子育てはもう目の前にきているかもしれません。
幸せに生きていける子どもを育てたい、
子どもの気持ちを大事に子育てをしたい、
親子の安心や信頼を育みたい、
色んなことを話し合える親子でいたい、
こういった想いを受講生さんたちは実現して
幸せいっぱいに子育てを楽しんでいます。
まだまだ先が長いと思っている子育ても
確実にカウントダウンに向かって毎日過ぎていきます。
わが家は中２・小６になりましたが
本当にあっという間にここまできました。
中２は１４歳。１８歳が成人になったいま
私はあと４年で、子どもがひとり成人します、
ハッキリいって信じられないです。
立派に成長してくれている喜びはもちろん大きいですが
二度と戻らない小さい頃のことが本当に懐かしいです。
その時期を、私自身が幸せを感じながら
子どもたちと温かい時間を積み重ねてくることができて
本当によかったなぁと改めて感じています。
二度と戻れないその時期に、後悔ばかりが残っていたとしたら
取り返すことができない時間を
間違いなく悔やんだと思います。
だからこそ「いまから」
あなたも思い残すことのない時間をお子さんと
積み重ねて欲しいと思います。
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