「本当はどこか気になっていたかもしれないけれど

 

 ポジティブに捉えようとしていたと思います」

 

 

 

 

これは、あるクライアントさんが話してくれた言葉です。

 

このお母さんは、もともと自己肯定感が低かったそうで

 

これまでいろんな努力を積み重ねてきて

 

ものごとをポジティブに捉えられるようになったとのこと。

 

 

 

子育ては、自分の感情を押し付けず

 

子どものペースに合わせながら、うまく見守ったり

 

いいところを褒めて伸ばしたりと

 

うまくやれている、と感じながら過ごされていたそうです。

 

 

 

しかし息子さんが、小学校3年生になり状況が一変。

 

 

お友だちができない、このことから学校に行くのを嫌がったり

 

お母さんも息子さんに対してどうすればいいのか

 

わからなくなって私のところへ来られました。

 

 

 

 

お母さんのお話では、幼稚園の頃から、

 

やんちゃなお子さんでしたが

 

伸び伸びと過ごしている、子どもらしい、と思っていたそう。

 

 

 

1年生になってからも、お友達と一緒に遊ぶより

 

みんなといても、自分は違うことをしたりしていて

 

 

それも自分の好きなことが明確にある子だ!

 

周りに流されない子だ、と捉えていたとのこと。

 

 

 

でも、もしかしたらそれは、お友達とうまくやれない

 

サインだったのかもしれないと今になったら思います、、、と

 

お話されました。

 

 

 

子どもの様子が何を意味するかは、ひとりひとり

 

状況が違うので一律に言えるものではありませんが

 

大切なことは、できる限りフラットに見る、ということ。

 

 

 

疑ってみるのでもなく、すべていい方向に解釈しすぎるのでもなく、

 

事実を事実としてみていくことが、とても大切です。

 

 

 

事実は一つ、解釈は無限という言葉がありますが

 

 

みんなといても一緒にあそばない、というのがたった一つの事実。

 

これを協調性がない、と解釈する人もいれば

 

自分の意志を貫ける子、と解釈する人もいて

 

その解釈は無限にできます。いいとか悪いということではありません。

 

 

 

 

ですが、その解釈をいつもネガティブに捉え続けると

 

親は不安やイライラばかり募り

 

子どもにもそれが向かっていくという悪循環になるし

 

逆になんでもポジティブに捉え続けると

 

こどものSOSや問題を見過ごすことにもつながります。

 

 

 

病気でも同じですよね。

 

胃が痛い、という一つの事実にたいして

 

ガンかもしれない、という解釈もあれば

 

食べすぎたかも、という解釈もある。

 

でも、正解がわからないから、病院にいって一つの正解をもらい

 

正しく対処したり、安心をもらったりする。

 

 

 

実際にこのクライアントさんのお子さんは

 

自分の想いを言葉で伝えることが苦手、

 

ということが様々な行動のもとになっていました。

 

 

 

いやなことがあっても、小学生になれば

 

乱暴はよくないと頭ではわかる。

 

でも我慢が続けば、時に爆発してしまい

 

周りからすると急に暴力をふるう子という存在へ…

 

 

本人も嫌なことを、伝える手段のないストレスから

 

友だちとのかかわりは苦痛なものになっていたのです。

 

 

 

 

お母さん自身がまずお子さんに教えていくために

 

コミュニケーションスキルを学び、

 

そのスキルを活かしてお子さんにコミュニケーションスキルを

 

伝えてあげることができるように。

 

 

教えてもすぐにできるようになるわけではないので

 

伝え方や見守り方も学ばれて、目の前のお子さんを

 

フラットな目で見守ることができるようになっていきました。

 

 

 

 

その結果

 

お子さんは学校に行けるようになっただけでなく

 

その後スポーツのチームにも入り、仲間ができたとのこと!

 

 

うちで学んだスキルは、目の前の問題を解決するだけでなく

 

この先も続く子育てにずっと役立ててもらえるもの。

 

 

この子の下に、あと2人のお子さんがいますが

 

とても上手にメリハリある見守る子育てをされています。

 

 

 

「ポジティブな私、というのを

 

 誰かに肯定されたかったと思います。

 

 自分自身もフラットになることができました。」

 

 

お母さんはご自身にそんな気づきもあったそうです。

 

 

 

 

この子は、親のサポートがなかったら

 

学校に行けないままになっていたかもしれないし

 

こうした新しい仲間と楽しむという経験に出会うことも

 

無かったのではないかと思います。

 

親のサポートはいつだって

 

子どもの世界を広げてあげるきっかけになるのです。

 

 

 

子どもは自分自身で乗り越えていくものもたくさんあります。

 

でもSOSを出してくるものは親のサポートが必要です。

 

 

 

 

子どもの様子をみて、気になるな、というところまでは

 

お母さん自身でも気が付けることはたくさんあると思います。

 

 

ただ、それがどうなの?何を意味しているの?というところは

 

なかなかわからないかもしれません。

 

 

 

 

私も、医者ではないので、自分の体調の異変に気付いても

 

それがなんなのかはわかりません。

 

 

なので、気になることや、困ったことがあったときには

 

ぜひ一人で「きっとこうだろう」と解釈して決めこまず

 

子育てカウンセリングへお越しください!

 

お子さんの世界を広げてあげられるチャンスがまだ

 

眠っているかもしれません!

 

 

 

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