10歳の時点で

 

「私はお母さんみたいなお母さんにはならない!」

 

そうハッキリと思っていた小学生でした。

 

 

 

いま、うちの子が中2・小6なので

 

それよりも、小さいときから

 

そんなことを想っていたんだなぁと思うと

 

子どもは私たち大人が思っている以上に

 

色んなことを感じて、考えていると実感させられます。

 

 

 

そして親として、わが子には

 

絶対にそんな想いは背負わせたくないと強く思うのです。

 

 

 

こんな風に書くと

 

一体どんな家庭で育ったんだろう?と思われるかもしれませんが

 

 

 

私は何不自由なく育ててもらったし

 

もちろん、ものすごくひどい扱いを受けて育ったわけでもありません、

 

外からみたら、ごくごく普通の家庭だったと思います。

 

 

お菓子を作ってくれたり、洋服を作ってくれることもあったので

 

友だちに羨ましがられることさえありました。

 

 

 

 

でも、そんな風に言われるほど、そんなに喜んだり

 

感謝できない自分がいて、そんな自分自身を

 

何てワガママで性格が悪いんだろうと感じていたことを覚えています。

 

 

 

わが家は、私がやってみたい、ということも

 

母が心配だと思ったら、即反対。

 

 

 

友だちはみんな自転車で文具屋さんまでいったけど

 

私は行かせてもらえなかったから一緒にあそべなかったり

 

色んなルールで、ひとりだけ一緒にいられず

 

寂しい経験もたくさんありました。

 

 

 

 

母にとって興味がなければ、私にとってやりたいことでも

 

「やらなくていい」と言われてしまうし

 

 

まれにOKしてくれても、仕方なくOKしていることが

 

言葉や態度から伝わってきて

 

罪悪感を感じながらしかできなかったりと

 

やりたいことがやれているはずなのに喜べず

 

残念な気持ちになることも、よくありました。

 

 

 

そんな中で、うれしいことがあっても

 

よかったね!と共感してもらえることもなかったし

 

 

また困難に直面したときには

 

応援したり一緒に考えたりしてくれることはなく

 

だから言ったのに・・・

 

やりたくて始めたんでしょう?

 

大変なことなんてどこにいってもあるんだから

 

その程度で弱音はいてたら何もできないよ?などと言われ

 

 

頑張ろうというエネルギーは根こそぎ奪われ

 

不完全燃焼のまま諦めたりすることも。

 

 

親の価値観にそってないことをやる、というのは

 

自分のやりたいことでも、とても過酷な環境でした。

 

 

 

親の価値観や好みが、子どもの気持ちや好みより優先されたので

 

それは日常のいろんな場面で影響がありました。

 

 

 

それでも、子どもの頃の私は

 

自分が親に求めすぎて、あるものに感謝できない子なんだと

 

ずっと自分をせめていました。

 

 

 

 

それが心理学科に進学したことで

 

自分の身に起きていることの真実が明らかになったのです。

 

 

 

子どもの心に傷をつける関わり方の例にでる親子は

 

まるで我が家のことのようにそっくりで

 

 

 

不満を感じるのは私だけじゃないんだ、

 

私がわがままだったわけじゃなかったんだ、

 

私の性格が歪んでいたせいじゃなかった…

 

そうわかったとき、わたしは、どれほど安堵したか。

 

 

 

 

私はこの発達心理学で

 

自分の過去の経験と、心理学が教えることが

 

見事に一致していったことをきっかけに

 

心理学の言っていることは紛れもない事実だ!と確信し

 

心理学の世界へのめり込んでいくことになりました。

 

 

 

そこから、正しい知識がなければ

 

子育ては連鎖するということも知り

 

「こどもの心の育て方」を深く深く学びました。

 

私にとってそれは、興味深いと同時に

 

親と同じ子育てを繰り返さないために

 

知っておかなければならない、絶対必須のことでした。

 

 

 

 

こどものころ、寂しい想いも、辛い思いもしたし

 

今でも幼少期の影響と付き合っている部分が私にはあります。

 

 

 

それでも今わたしは

 

自分とわが子との間に、私と母では築けなかった

 

信頼と絆の深い親子関係を築けているのは

 

この生い立ちがあったからこそだと思っています。

 

 

 

自分も経験してきたからこそ、子どもの気持ちはよくわかる。

 

一番苦しかったことは傷ついたことじゃない、

 

大好きなお母さんを

 

無条件に大好きだと思えなかったこと。

 

 

 

だから自分が親になったとき

 

どんなに辛くても大変でも

 

子どもと向き合うことを大事にする、ということは

 

絶対に諦めなかったし、逃げることはなかったです。

 

 

 

 

ただ、わたしは子どもの気持ちもわかる一方で

 

自分自身も母親となり

 

親の気持ちも、理解できます。

 

私の母も良かれと思って、

 

一生懸命に育ててくれたはずだということは

 

私自身もわかっています。

 

それでもこどもにとってはつらい時間だったことは事実だし

 

大人になって頭で理解できても「つらかった時間」は

 

なかったことには、ならないのです。

 

 

 

だからこそ、親が何もわからずに

 

まして感情のままに子育てをすると

 

子どもは家庭で生きづらさを感じ

 

親も誰よりも大事なわが子を自分が苦しめてしまうという

 

誰にとっても辛いことが起こってしまう。

 

 

 

わたしは、この親子の間におきる

 

「愛情のすれ違い」をなくしたいという想いで

 

この10年、たくさんの親子をサポートしてきました。

 

 

 

私と同じように幼少期、つらい経験をしてきたママには

 

親子ってこんなに温かくて幸せなんだという気持ちを

 

お母さんとして感じてほしい。

 

 

私はあきらめなくてよかったと心から想ってるから、

 

子どもの気持ちを大事に子育てしたい、

 

そんな想いで頑張っているママには諦めることなく

 

叶えてほしいと心から想っています。

 

そしてその夢を叶えるお手伝いができればとても幸せです。

 

 

 

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