ラジオde おふチョ -92ページ目

09/02/17放送分「ヨネ・ジン・ミャック」ゲスト 林さんからのお答え(4)

◆シテ方とかワキ方とかではやはりお稽古の仕方とか教育も

 違うのでしょうね。

 何かそういう学校とか練習場とかがあるのですか??

 はっしー

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

お稽古の仕方とか教育の違いはわかりません。申し訳ございません。

基本的に師匠のお宅が稽古場になります。

また、プロを目指すための学校的なものとして、東京千駄ヶ谷にございます国立能楽

堂がプロ育成を行っています。

◆林さんの中で得意な演目?とかあるのですか?

 つるりん

得意と申しますか、好きな演目は袖を翻し優雅に舞うものが好きです。

あとは、怒りや悲しみを表す演目もすきですね。

◆能をされていて、やりがいを感じる時ってどんな時ですか??

 私もダンスをしていますが最近何を表現したいのか。というのが悩みです。

 キラ

やりがいを感じる時、それはお客様が真剣に御覧いただき、演者と一体になった時です。

舞台芸術は形に残りません。お客様の心に残る舞台を提供できたとき、最高の幸せです。

◆能とのコラボレーションおもしろいですね。

 現代と伝統のコラボレーション楽しみです。

 イベントや講演などの情報はどこか検索できるページなどあるのですか?

 さとっちゃん

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

我々、林定期能のHPは現在製作中です。

申し訳ございませが、公演情報は京都観世会館を検索していただけますでしょうか。

よろしくお願い申し上げます。

◆ネットから聞いています。

 九州に住んでいますが、こちらでは公演の予定あったりしますか?

 京都は身近におもしろいイベントがあっていいなーと指をくわえて

 聞いています。

 博多より

能楽師 林宗一郎です。

福岡は、大濠公園にございます能楽堂で能公演が行われています。

お問い合わせの程、よろしくお願い申し上げます。

◆能の世界、知らないことだらけでした。能と狂言は一緒ですか??

まだまだ知らない世界がたくさんですね。

ワークス

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

能楽の世界において、能と狂言は同業ですので一緒ともいえます。

しかし我々の世界は完全分業制、能と狂言を担当する役者は全く別になります。

◆今日も楽しく聞かせて頂いてます。

 今の能をされている若い方はどのように考えていらっしゃるのか

 気になりました。林さんもお若いですよね。

 伝統を継承されていくのは大変かと思いますが、今後なくならないように

 頑張って頂きたいです。応援しています。

 橋本

応援ありがとうございます。

伝統は継承した上で変わっていく時代に合わせないと後世に残らないと考えていま

す。

現世で認められなくとも、後世で認められることもあると思います。

失敗を恐れず、現代に合った能に挑戦し続けたいです。

今後とも応援下さいますよう、お願い申し上げます

09/02/17放送分「ヨネ・ジン・ミャック」ゲスト 林さんからのお答え(3)

◆他のジャンルとのコラボレーションとおっしゃっていましたが

 どんなことをされるんですか?とても楽しみです。

 林さんのHPなどはありますか?

 こんさん

お便りありがとうございます。 能楽師林宗一郎です。

私個人のHPは現在ございません。

我々、林定期能のHPは現在製作中です。

申し訳ございません。

他のジャンルとのコラボレーションというのは、能楽堂を飛び出し、映像・音響・照明を使したり、いろんな楽器と協演 等、考え中です。

4月20日にアンデパンダンというカフェでのイベントに参加します。

PM8:00開始 入場無料です。

コラボします!! 是非、お越しください。

◆林さんは14代目になられるということでしたが、正式に14代目になられる時は

襲名式みたいなことをされたりするのですか??

サンクス

ありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

父13世 林喜右衛門が逝去・隠居をしたとき家督を継ぎ、林家14世当主になります。

喜右衛門とは家名、代々受け継ぐ名前です。私もいつか14世キエモンになります。

その時に襲名披露をすると思います。

◆ゲストさんのお話とても勉強になりました。

 妻について何度か行ったことはありましたが、すみません。

 寝てしまっていることが多かったです。

 能楽師になっていなかったらやりたかった職業などありますか?

 はな

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

能を御覧いただきお眠りになられるのは自然なことです。

お囃子の演奏は科学的にも眠くなると証明されているようです。

もし能楽師になってなかったら… ん~ 何になっていたのかわかりません。

どの卒業文集をみても『将来の夢 能楽師』となっています。

申し訳ございません。

◆制作活動をしています。

 能以外に何か刺激をうけることってありますか?

 日々の泡

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

ジャンルを問わず、同世代の人間の動きに刺激をうけます。

最近はフラメンコに刺激されています。

◆よねさん・まりさんこんばんは。

 よねさん風邪お大事にしてくださいね。

 元気なお声お待ちしてます!

 ゲストさんが能の方でしたが、能楽師?←あってますか?

 間違っていたらすみません。

 能楽師さんの一日ってどんな一日なんですか?!

 空☆

能楽師の一日は日によって違いますが、私の場合、必ず数時間は自分の稽古に時間を

とっています。

◆一般のお家とは違う習慣とかあるのですか?

よく、お父様のことも、修行に入ると師匠になる。と言われますが

林さんもそうだっつたのですか??

生臭坊主

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

現在でも基本は「お父さん」と呼び、日頃は仲良くしておりますが、稽古の時はお互

い真剣勝負、

会話も師匠である父から一方的で私も敬語になります。

我が家はどうやら甘いようです。

私に子供ができたら甘いお稽古になりそうです。

◆まりちゃんはイケメンと言われていましたが、お声も素敵ですね。

 京都へ行った時にはお能も拝見できたらいいなー。

 神奈川県代表主婦代表

ありがとうございます。

両親に感謝しております。

京都へお越しの際は是非、京都観世会館にお越しください。

現在私のHP等がございません。

公演案内は京都観世会館にお問い合わせ頂くか、林定期能 代表075-751-8158までお問い合わせください。

お手数おかけします。

09/02/17放送分「ヨネ・ジン・ミャック」ゲスト 林さんからのお答え(2)

◆無知ですみません。能と狂言は違うんですね。

 しかも分業?なんですね。初めて知りました。

 では違う流派の方と同じ舞台をするということですか?

 よかったら教えて下さい。

 まめ

我々能楽師は完全分業制で、

シテ方…観世・宝生・金剛・金春・喜多

ワキ方…福王・下掛り宝生・高安

狂言方…和泉・大蔵

囃子方…笛方→藤田・森田・一噌

    小鼓方→幸・幸清・大倉・観世

    大鼓方→葛野・高安・大倉・石井・観世

    太鼓様→観世・金春

に分かれます。

例えばある演目をします、シテは観世、ワキは福王…というように組み合わせます。

同じ分野の流儀が一つの演目の為に同じ舞台に立つことはございません。

(例外はございます)

◆一度、お寺の境内で能を見たことがあります。感動しました。

 本当に人間ではない何かがいるような、そんな感じになりました。

 出演中に我を忘れてしまう、不思議な体験をしたことがある。

 などありますか?

 太一

お便りありがとうございます。 能楽師 林宗一郎です。

能の創始者、世阿弥が遺した言葉の一つに『離見の見』というのがございます。

舞台上の自分を離れたところから(=お客様の目線)冷静に見ることが

大切という意味です。

なので役柄にどっぷり浸かることはないので我を忘れることはございませんが、

台詞を急に忘れることが稀にございます。

不思議な体験、それは夢の中でのこと。

演じたら命を失うといわれる演目、実際にはそんな演目はないのですが、

夢の中で誰かが舞っている夢だとか、訳もわからず能装束を着せられ、

「もうすぐ本番だぞ。」と、稽古を受けていない演目に出される夢を見た

ことがあります。すごく焦りました。

◆能の見所、楽しみ方などあれば教えて下さい。

 興味はあるけど足を踏み入れたことがないので、お話をお聞きして

 うずうずしています。

 しましま

お便りありがとうございます。

京都っこ様にお返事した内容にプラス…

予めストーリーを予習していただけますと楽しく御覧いただけます。

また能の約束事がいくつか解ればより楽しいです。

我々、林定期能は上演前に役者が舞台に上がりその日御覧いただく演目の解説をさせていただいたり、解説書を配布しております。

公演日等に関しましては、京都観世会館を検索してください。

お手数をお掛けし申し訳ございません。

◆能は女性はできないんですか??

舞ったりするの気持ちよさそうですよね。

講演に出たい!ということではなく、趣味として出来たら。。

にょろ

女性の方も習っていただけます。

プロは男性、お稽古にいらっしゃる方は女性が多いです。

本気で習い発表会を目指す方、趣味として習う方 様々です。

よろしければ『ならいごと十色』を検索してみてください。

4月10日、5月29日に気楽な能講座・稽古体験をさせていただきます。

もしお越し頂きましたら受付前に私を呼び出してください。

受講料50%オフの割引チケットをお渡しします。

また無料体験もしています。

詳しくは林定期能 代表番号075-751-8158 「林宗一郎の稽古体験」までお問い合わ

せください。

◆能の敬称は、やはり見て覚える。という感じなのでしょうか。

 もしそうなら演出する方の表現によって捉え方も表現の仕方も

 変わってきますよね?!そう思うととても奥深い・・。

 川原 悦子

書物を頼ることもあるのですが、基本見て・聞いて覚え、後の世に継承します。

役者は継承されたものに個人の思いをのせ演じますので、同じ所作でも役者により微

妙に違うことがございます。

是非、京都観世会館にお越しください。