正しい人 | Offbeat Diary

正しい人

 人と人にはそれぞれに相性があり、人間関係がうまくいく場合といかないケースは当然ある。「性格の違い」を問題の鍵にしてしまえば、「だからうまくいかないのは仕方がない」という答えが導かれてしまう。確かに……どちらが正しくて、どちらが正しくない――どちらが善者でどちらが悪者――という別け方は安易にはできない。ただし、ほとんどの場合は、客観的に見て悪い方がいて、その人が反省をしないから、もう一方にフラストレーションが溜まる、という構図になっている気がする。特に仕事の場では……。

 もちろん人間には我慢も必要で、納得のいかないことにもジッと我慢する姿は尊いと思う。でも正しいことをしている人が我慢するというのは、本来、方向が間違っている。もう一方が自分の行為を振り返り、心を改めれば問題は簡単に解決するはずなのだ。でも大概の場合、反省しない人間はいつまでたっても反省しないから、その人間関係は平行線を辿るままで、良い方向には進まず、問題は容易には治まらない。最近、そういう場面を近くで目にした。私は外から見ている側だが、やはり正しい人が救われるべきだと強く思う。立場的に私がでしゃばることではないと思うが、改善するために第三者としてできることがあるなら、目をそらさずに勇気を持って当たりたい。