3月10日のレッスンは、
演技と舞台メイクの講習でした。
前半の演技の時間は、キャスティングが決まってから続いている
各場面の読み合わせです。
場面ごとに細かく止めては、各役の状況や気持ちを考えながら、
何度も何度も繰り返しています。
今、この時間を丁寧にしておかなければ、
これから稽古が進んでいく途中で、もたつくことになります。
『なぜこの場面で、このセリフを言うのか?』
『なぜこの登場人物は、ここでこのように動くのか?』
を、役の性格や気持ちの流れを考えながら進めていくのです。
後半の時間は、
上演直前だと稽古の追い込みで十分時間がとれなくなるので、
息抜きを兼ねて舞台メイクの講習を行いました。
普段の化粧と舞台化粧。
どこがどう違うかというと…
まずは、使用するファンデーションが違います。
舞台用のファンデーションは、油分が多く、近くで見ると厚塗りしているように見えるのです。
これは、照明で何もぬらずに舞台に立つと、ハレーションで遠くからぼやけて見えてしまい、
表情がわかりにくくなるのを防ぐためです。
地塗りさえ舞台用であれば、アイシャドウや口紅は普段の化粧品でも大丈夫です。
ただ、塗り方が客席の遠くからでもはっきりと見えるように
極端に大きく、少し濃い目に塗ります。
自分の化粧品も持っていない中学生たちは、
化粧自体が慣れていないので、少々もたついていましたが、
社会人チームは手馴れたもので、
アイシャドウなどを次々塗っていきます。
でも演出に「もう少し濃く塗ってごらん」とかいわれておりました。
近くで見るとひどいメイクも、
遠くから見るとそれなりに見えます。(笑)
何回か本番の舞台を踏むたびに
舞台メイクも上達していくことでしょう。