「今夜で仕事納めだ!」と、意気揚々で出勤した大晦日。
担当する飛行機が入って来るまで二時間程あったので、スタンバイルームで皆と世間話をしていました。
定期作業メニューが比較的軽い飛行機だったので余裕ぶっこいていました。
そしたらまだ飛行中の飛行機(パイロット) から連絡(ACARS) が入って来た。
「トイレが詰まった」と........
その瞬間楽しかった大晦日の雰囲気が一気に吹き飛ぶ![]()
定期作業以外のイレギュラーなトラブルに対応するのも私たちの仕事ですが、イレギュラーな作業の中でもトップぶっちぎりで敬遠されるのがトイレ関係のトラブル。
特に「詰まり」はラスボスに値する。
飛行機が到着してお客さんが降りた後にトイレの様子を見に行ってみると、幸いにも「詰まり」は4カ所あるトイレの1カ所のみだったので少しほっとした。
何故なら最悪の場合、問題の無いトイレ3カ所のみでも飛行機は次の目的地まで飛んで行くことがルールで許されているから。
この飛行機の次の目的地を確認したらホノルル。
シアトルからホノルルって大体6時間くらい?
その便の搭乗率を見てみたらほぼ満席。
約6時間のフライトでほぼ満席だったら明らかに「トイレ3つ」より「トイレ4つ」の方が良いよね。
修理する事に決めた私。(実は整備士ってこう言う所も考えて作業を進めるんです。知ってました?)
トイレ詰まり修理中に時計は夜中12時を回った。
無線機では「a happy new year」を言い合ってる。
「全然ハッピーじゃないが....」と思いながら作業をしてましたわw
結局、原因は誰かがトイレに捨てた機内で提供される小さなお酒のボトルが詰まってた。
「なんでわざわざこれをゴミ箱じゃなくてトイレに流そうとするかな?」
マジ疑問である。
本当に頼むからトイレットペーパー以外は流すのをやめて欲しい。
飛行機のトイレってほんと詰まりやすいんです。
あと、吐きそうになってトイレに駆け込むのは良いが、トイレットボウルじゃなくて手洗いシンクに吐く人が居るのもマジで意味不明。
皆さん、私たちメカニックを助けると思って飛行機のトイレは正しく使ってくださいね![]()
それでは皆さん、本年もよろしくお願いいたします!
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