B737は注意が必要 | 我ら、「親子で赴任中」なり!

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アメリカPNW地方にてある会社の技術系職員として親子で働いています。コロラド州デンバー出身の妻、ハワイ生まれの長男、千葉県生まれの次男、の4人家族です。2002年にアメリカから日本へ引越して18年間暮らした後、2020年にまたアメリカに戻って来ました!

デンバー国際空港でB737が燃えていましたね。

 

 

緊急脱出の映像を見てまず最初に思ったのが.....

 

 

「多くのお客さんが翼の上近辺にある非常用脱出口から出たのは良いけど、そこから行き場が無くて翼の上で立ち往生してるな~」....って

 

 

飛行機の多くには全てのドア(常用、非常用)に緊急脱出用のスライドが設置されています。

 

 

そう、あの膨らんで滑り台みたいになるやつです。

 

 

今回のB737にもこの緊急脱出用スライドは装備されているのですが、装備されているのは常用ドアのみ。

 

 

翼の上の緊急脱出用ドアにはスライドが装備されていないんです。

 

 

理由は翼のフラップが滑り台代わりになるからだとか?(これホンマですか?)

 

 

ボ氏、ずーっと思っていたんですよ。

 

 

「これ翼上から地上まで結構高さがあるのにもしもの場合は絶対みんな怖がるだろうな」って....

 

 

で、今回それが起こって案の定お客さんは翼の上で立ち往生してた笑い泣き

 

 

皆さん、これしっかり覚えてておいてください。

 

 

B737は翼の上部分にある非常用ドア(Overwing Exit)から脱出しても滑り台(slide)が装備されておらず、翼から地上までは直に滑り降りる選択しかないので注意が必要です。

 

 

飛行機に乗ったら前の座席ポケットに入っているセーフティーカードをちゃんと読んで乗っている機種の脱出経路を理解しておくことがとても大事だと思います。