ひと言で「国際結婚」って言うけど、色々な経緯で国際結婚に至るパターンがありますよね。
そしてそのパターンによって生活も大きく変わると思います。
その国際結婚生活が変わって来る大きな要素として私が思うのは....
- 配偶者のどちらが日本人なのか?
- どこで出会ったのか?
- 外国人配偶者は日本に興味があるか? そして日本語を話せるか?
- 日本人配偶者は相手の国に興味があるのか? そしてその国の言葉を話せるか?
- 子供の有無
- どこに住んで子供をどう育てるか?
- 子供の第一言語をどちらにするのか?
とか....まだまだここには書ききれない位の要素があると思います。
例えば同じ国際結婚でもアメリカで生活するのと日本で生活するのでは全く要領が違う。
でももっと変わるのが子供がいる場合。
日本で暮らしたら子供達は日本で学校に通いますよね。(インターに行く子供は別)
日本の学校って(ほぼ強制的な)PTA役員とかある訳ですよ。
これが外国人配偶者にとって高いハードル以外の何でもないわけ。
だから外国人配偶者が日本語話せるかどうかで大きく状況が変わるんです。
運動会だってそう。
前日に場所取りとか日本人には当たり前の暗黙ルールがあったりするけど、外国人配偶者はそれを知らない事も多い。
場所取りにだってルールがあったりするし、その注意事項とかも当然漢字バリバリの日本語で書かれてる。
そんな環境の中での生活を強いられたりする外国人配偶者の苦労って凄いんです。
日本人が世界標準語である英語圏の国に住んでいても言葉の壁は厚いと感じる時があるのに、外国人配偶者が日本語圏で暮らすのって本当に大変なんですよ。
あと国際結婚しているからとか、家の中では日本語と外国語の両方を使ってるから、とか言って子供が100%バイリンガルなるとか思わない方がいい。
ほぼ確実にどちらの言葉も100%なんてならないから。
我家は日本に住んでいた頃、家の中で話す言葉は99%英語でした。
子供達はネイティブ英語を話す妻と接する時間が長かったのですが、それでも僅かですがアクセントに問題が出ました。(妻の努力で最後には直りました)
そしてもちろん日本語力にも遅れが出て学校の先生から相談を受けた事もありました。
個人的にですが、一言で国際結婚って言っても、その生活は子供が産まれた時に大きく変わると思います。
国が違う2つの文化をベースに生活してそれを子供に引き継がせるって想像以上に難しいですよ。
![]()
![]()
![]()