昨夜の話しです。
自分の作業が終わったから仲の良い若年新米メカニックの作業を見に行ったんですよ。
そしたらオデコから血をタラーと流してた。
結構痛そうだった。
で、聞いてみた。
ボ氏: セーフティワイヤーやってる時にやったんでしょ?![]()
新米くん: どうして分かるの![]()
ボ氏: 分かるよ。だって飛行機の整備士だったら多分みんな一度はやってるから![]()
航空機整備の際、取り付けたボルトが緩まない様にワイヤーを掛ける工程があります。
コレを「セーフティワイヤー」と言うのですが、簡単そうに見えて結構難しい。
因みに冗談抜きでこの作業の良し悪しで航空整備士としての腕が判断されてしまうんです。😁
参考までにこれがセーフティワイヤーです。
ロックワイヤーとも呼ばれますが同じです。
17分辺りから見てみてください。
![]()
![]()
![]()
経験の少ないメカニック達はこのワイヤーをキツくピンと張る時にワイヤーを自分の顔の方向へ引っ張ってしまう傾向が多く、その時にペンチがすっぽ抜けて自分のオデコにヒットしてしまうんです。
もちろん自分も昔やって流血しましたよ
でもこうして新米メカニックは一人前メカニックへと育っていくんですよね〜。笑