これは便利な配列変数 ← 構文 変数名(番号) で表現される変数 | 50歳からのエクセルプログラミング

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ブログでお伝えしたい事は、プログラムを使うと著しく業務効率が上がると言う事です。興味がある方はプログラムを動かしてその素晴らしさを体感して下さい。無限の可能性を秘めたプログラミングの世界をご紹介して参ります。

予定を変更して、本日は「配列変数」のご説明をします。

 

 今までのプログラムでご説明した変数は、

構文は Dim 変数名 となり、変数名には1つだけ数値や文字列を格納できます。

 今からご説明する、配列変数は、

構文は Dim 変数名(番号) となります。番号は 「0」~「宣言した最大値」までで、具体的には次の様な使い方をします。

 

Sub カウンター変数テスト()

Dim カウンター変数

Dim 恵比寿屋(5)  '←「恵比寿屋」と言う配列変数名で最大値は「5」

For カウンター変数 = 1 To 5
  恵比寿屋(カウンター変数) = カウンター変数 * 10
 Next カウンター変数

End sub

 

 上記のプログラムを実行すると、

恵比寿屋(0)には何も入りません。

恵比寿屋(1)には数値 10、

恵比寿屋(2)には数値 20、

恵比寿屋(3)には数値 30、

恵比寿屋(4)には数値 40、

恵比寿屋(5)には数値 50 が入ります。

 

図解すると下図の様になります。

全体の変数名は「恵比寿屋」で「番号」によって入れ物を指定することが出来ます。また、上記プログラムの様に番号は変数で変えることが出来ます。

 次回は、この配列変数を使い、表題列の項目の並びや項目数が変化しても、修正する必要なく動作するプログラムの組み方をご説明予定です。お楽しみに。

 

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