コピーと貼り付け(ペースト)命令文説明の準備 → 単純なプログラムの実行で納得! | 50歳からのエクセルプログラミング

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ブログでお伝えしたい事は、プログラムを使うと著しく業務効率が上がると言う事です。興味がある方はプログラムを動かしてその素晴らしさを体感して下さい。無限の可能性を秘めたプログラミングの世界をご紹介して参ります。

 前回の解説でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、複数のシートを一つにまとめる手順は 一つ目のシートをコピーして 新シートに貼り付ける。 二つ目のシートをコピーして 新シートに貼り付ける。 と言う様に、コピーと貼り付け(ペースト)を繰り返していることが解ります。今回はこのプログラムに実行させたいことのもっとも基本的な部分、コピーと貼り付け(ペースト)についてご説明の準備をして参ります。

 

 「プログラム説明(シート範囲の複写)&サンプルデータ.xlsm」を次のリンク先からダウンロードして下さい。ダウンロード先のフォルダーは自由に決めて下さって大丈夫です。

hiro-yukioのサイト

 

シート、「サンプルデータ」タブには、10件のデータが入っています。

「Module1」にはこれから説明を行うプログラムが入っています。

「Module2」には、「複数ファイルの結合」 Sub ファイル結合_列可変版_複数ブックのシートを一つにまとめる() を参考に入れてあります。(「Module2」は不用意に実行させないで下さい)

 

 まず、プログラムから説明します。「Module1」をダブルクリックして、下図と同じ実際のプログラムを見て下さい。①~④の4つのプログラムを記述しています。

 

①は手作業で行う、コピーと貼り付け(ペースト)をプログラミング言語で記述したものです。

②は①の記述をプログラム化出来る様に、「変数」を使用して記述したものです。

③は②の記述を読みやすくなるように、簡潔な書き方に直したものです。

④は「Module2」のプログラムの一部を参考に記載したものです。

 

 何はともあれ①を実行してみましょう。下図の様にシート画面とプログラム部分が見える様にして下さい。

 Ⅰにカーソルを置き、Ⅱの実行ボタンをクリックして下さい。2行目から11行目 を 20行目から29行目に 複写しました。次に進みます。

 

 下図の様になります。20行目から29行目を削除して②および③のプログラムも実行してみて下さい。①と同じ動作をすることが解ります。

 

 ④を実行したい方は実行してみて下さい。実行すると 下図の様に「コンパイルエラー:参照が不正または不完全です。」とメッセージが出ます。「OK」をクリックして、・・・

 

Ⅲのリセット「■」ボタンをクリックして下さい。

今日はここまでです。次回は命令文?の書き方(構文)をご説明予定です。お楽しみに。