第12話「わすれじの」
映画化するから、テレビ版で決着はつかないんだろうと思っていましたが、
予想以上にぶっ飛んだ最終回でした。
人には薦めないですけど、
個人的には面白かったし好きですよ…。
テレビ放送の録画を見て呆然として(笑)、
ニコニコチャンネルでもう一回見てみました。
コメント付きで見ると別の面白さがありますね。
毎回ニコニコも見ればよかった…。
オチとしては、異形の者である小夜が、
記憶や環境を変えたら別の者になるのかどうか、
文人さんと賭けをしていたという実験でした。
「約束」=「皆を守る」だと思い込んでいたので、
そんな事はどうでもよかった、というのが
結構衝撃的でした。本当にエキストラの命は軽い扱いだなぁ。
裏切って死亡フラグを立ててしまった双子と時真はあっさりと…。
あの古きもの、コメントで「さよなライオン」て言われててウケました。
先生は助けるのかと思ったら、
お父様に血を吸われてあっさり…。
VS父様のバトルはスピードあってかっこよかったですが、
文人さんの語りが入るので集中できなかったです(汗)。
あと、変身した父様は、今までの古きものの中で一番かっこ悪い(汗)。
でも最期はちょっと泣けました。
「共にいられて嬉しかった」「だからこそ苦しかった」
シリアスなのかギャグなのか微妙な雰囲気の中で、
ここだけはすごく良かったと思うんですが。
その後のウサギ(?)で雰囲気ぶち壊してくれました(笑)。
あれ、どこかで見たことある怪物に似ている気がするんですけど、
なんだろう~。元ネタあるのかな。
唯一まともそうだった委員長ですが、
小夜をかばったら、なぜか兵士に撃たれました。
演じているうちに小夜を可愛いと思えていた、と告白。
それは本当の自分じゃないと否定する小夜に、
「でもきっと、君の一部でもあるんだよ」
と名言残して死亡…。
なんか最後まで振られキャラで不憫。
そして分裂したウサギの大群の食事。
あの手この手でエキストラを虐殺。
グロイ、ぼかしだらけです(汗)。
スタッフ、ふっきれちゃった???
優花ちゃんは政治家(都知事)を目指している女性でした、と。
意外なことにメインキャストの中では唯一の生き残りに。
本気出した小夜はあっさりウサギの本体を倒し、
最後ヘリコプターまで追いつきそうだったけど、
文人さんに頭を撃たれて(!)湖へ落下…。
取り残されたシーンで、
「今日はいい天気~」のBGMが流れているのがシュールですよ…。
廃墟になった街に、死体とか全然残ってないのはなんでだろう。
いやー、正体がばれた文人さんは悪人全開で、
ある意味面白かったです。
あの人が毎日料理作っていたのかと思うと微妙に可笑しいし。
そもそも本職は一体何なんだろう。
お金や政治力がとんでもなくある人、ということしか分からない…。
最終回で分かったことメモ
・小夜の血で古きものを使役できる
・武器は何でもいいけど、神社の娘だから刀という設定だった
・小夜は文人以外の誰かにかけられた暗示で、人間を食べられない
・小夜が文人との賭けに勝ったら、人間を殺せるようにしてあげる約束だった
・ギモーブはエサの血で作ってあり、人間の内臓の感触だった
分からないままだったこと
・小夜を捕まえるための「彼」とは誰?
・子犬との関係は?
こうして書き出してみると本当に濃い最終回でした。
面白かったけど疲れました(笑)。
締めはわんこのナレーション
「自分のままでいたい」という願いはかなったが、
次の願いのために、行くか、小夜。
けれど、その願いは…
なんだろう、劇場版で復讐?
そもそも元々の小夜がどういう人か全然分からないままだったな~。
映画も出来れば見たいけど、近くで公開しないだろうな~。
劇場版予告の小夜が美しいので、
作画はすごくいいんでしょうけど、
すばらしい作画でグロをやられたら、なんかもったいない・・・。