今日は、トレーニングのポイントなど、もう少し詳しく説明します。
前回 、「後述」と書いた箇所についても、ここで説明します。昨日の記事で後述する予定だったのですが、書いている途中で眠くなってしまったもので……。
前回は、「もっとも邪道なえいご漬け トレーニング」を5 STEP で紹介しました。
1. [トレーニング]する際、手書き認識をパス。代わりにPCで記録。
2. [通して聞く]を繰り返して、発音練習
3. 速音読。ストップウォッチで測定しながら3セット
4. PCから携帯へフレーズをメール送信
5. 復習
1.の注意点として、「パスする際は[1文字表示]+[パス]で」と書きました。
a)単に[パス]
b)[1文字表示]+[パス]
の2つのいずれの方法も、1文字も解答せずに、次のフレーズに進むことには変わりありません。しかし、この2つには、5.で述べる違いがあるのです。単に[パス]してしまった場合、あとでメンドウなことになります。
2.では、イラストの表情を見て、なるべく具体的に場面をイメージしながら発音練習します。英語名人の話 によれば、映像とフレーズを結びつけることで、フレーズの定着率が上がると期待できます。
3.はICC講師の英語名人 が提案していた方法です。最短記録を目指して、可能な限り早口で発音します。脳科学的見地から効果が証明されているそうです。そのまま取り入れてみました。
速音読をやってみると、速く喋ろうとすることで、朝から頭が高速回転させられて、やる気のエンジンがかかってくるような気がします。これは、学習効果もUPするかも。
3.までで、所要時間は30分ほど。4.のメール送信まで家でやったら、続きは通勤しながら。携帯にフレーズをメールしておけば、電車が来るまでのちょっとした待ち時間などにも見ることができます。
5.「もっとも邪道なえいご漬け トレーニング」の目的は、フレーズの丸暗記です。[マイドリル]-[徹底練習]-[文章一覧]で、フレーズが本当に丸暗記できたか以下の手順で確認します。
(i) ボリュームをOFF
(ii) 大きめの付箋を上画面の上半分に貼る(英文だけ隠す)
(iii)日本語訳+イラストを見て、丸暗記した英文を発音する
すっかり丸暗記したつもりでいても、やってみると、英語が出てこなかったりします。もう、いい歳だから記憶力が悪いだけ? それでも、何度も付箋をめくっているうちに、だんだん英語で言えるようになってきます。
[マイドリル]-[徹底練習]-[文章一覧]に取り組む際に問題になるのが、先ほど述べた 1.の[パス]の仕方です。以下の2つのそれぞれの方法でパスした場合、大きな違いがあります。
a)単に[パス]
b)[1文字表示]+[パス]
a)の場合には、[マイドリル]-[徹底練習]-[文章一覧]でその会話シーンを選択すると、パスしたフレーズのマス目は灰色になり、英文が表示されません。復習したくてもできなくなってしまうのです。
b)の場合には、マス目はチェックマーク付きの赤色になり、英文が表示されます。存分に復習することができます。
必ず、b)の
[1文字表示]+[パス]
でパスするようにしましょう!