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2011.03.11 ここには みんなと同じ時間が流れていて、 みんなと同じ生活をしていて、 みんなと同じ笑顔があった… それが突然、全てが奪われた日。 家族、日常…全てが奪われた日。 想像をはるかに超えたことなのに、ここの人たちはそれを乗り越えて、また力強く生きている。 海岸沿いを走っているのに、海が全く見えない場所。 まるで海を見たくないかのようにそびえ立つ、コンクリートの防波堤が永遠と続く。 漁師町にあるような寂れた途端屋根の小屋もなく、全ての建物が新しい場所。 都心の人も憧れそうな、オシャレな施設がある。 ポツン…ポツン…と建つ住宅地。 空き地にはかつて誰かの家があったはず。 震災の爪跡があらゆるところに… 言葉に出来ない思いが込み上げる。 私たちはこの時を絶対忘れてはならない。 そして、家があるのに、そこに帰ることが出来ない人達がいる事も忘れてはならない。 たまたま夜に陸前高田を走っていたときに、5分間花火が上がっていた。 残念ながら雨でキレイには見えなかったけれど、この花火がみんなの心に届きますように。 宮城県宮城郡七ヶ浜町にて

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