陸別で行われたATVレースのミッドクラスの報告です。僕が出てるクラスですね。
土曜日からコースへ行き、セッティングを繰り返しました。キャブやスプロケットを色々と変えてましたが…

メインジェットはいくら細くしてもフケ上がらない。ニードルの段数は勘違いでやり直し(笑)他のチームの方がニードルの段数を間違えてると指摘してくれたお陰で助かりました(;^_^A

でも根本的なキャブセッティングどころでは無いほど全くエンジンが吹け上がりません。全開にするとかぶる。セッティングしていくと段々と悪化していきました。
嫁が「エアクリーナー詰まってんじゃないの?」と聞いてきた。
僕は「んなわけねーべや!」いや、待てよ?バックファイヤーでエアクリーナーのスポンジが燃えて溶けてた事があるしなー…外して確認するか!
写真は無いけどエアークリーナーは無事だけどエアクリーナーボックスからキャブレターへ繋がるジョイントが何故だか狭い?
エンジンをかけて空吹かししてみると負圧でジョイントが潰れて狭くなる事を確認出来ました!
「原因はこれだー!」
ジョイントはゴムだから、かつて無いほどの熱さで柔らかくなり、潰れやすくなってるし、社外キャブレターを付ける事で位置が少しずれてた事が大きな原因!
早速ゴムの位置などを直してキャブセッティングを濃くして走ってみると最高に調子が良かった!
まさに諦めかけた時に直せたので嫁に感謝です(^^)エアクリーナーの話をしてくれなかったら気が付く事は無かったかなと思います。
その後は練習走行をこなしました。これが土曜日の話。keiのパーコレーションと僕のエアクリーナージョイントの事件で1日が終わった。
日曜日本番は朝から練習走行をして、「なんだかフケ上がらないような?エアクリーナー詰まった?それともメインジェット?」と悩んでた…
するとチームメイトのマシーンのアームのネジが外れて不動車に!チーム皆でコースから回収して、その後はどうにか直せないか色々と頑張ってました。
時間が無くなってしまってマイマシーンはエアークリーナーだけでも交換して本番を走ろうと思ってたのにグローブを無くして探し回り、結局嫁からグローブを借りる事に!
更にスタート前にチームメイトのマシーンがエンジンかからず…対処してあげてようやっとエアクリーナーを交換できるって時には全員コースの方へ行ってしまい僕だけ置いてきぼり😢
エアークリーナーの交換さえ出来ずにレース本場になりました。

スタートで一番になるためにエンジンをチューニングしたのに全く吹け上がらず8番手まで抜かれてしまう結果に…
終わった…
そこから追い越し追い抜き…
嫁撮影動画
ファイナルラップの看板を見忘れてしまい、もう一周あると勘違いしてしまい落ち着いて追い越してやろうと思ってました。
なのにチェッカーフラッグが…😭
がっかりしたし、色々と後悔しました。
朝の練習走行で感じてた不調は直ぐに対処すべきでした。時間が無かったけどせめてエアークリーナー交換しておけば…
2ヒート目まで時間はたっぷりあるので、メインジェットを1つ下げてエアークリーナーを交換しました。
その後の走りは別物!
本来はこんなもんでしょう!でも1ヒート目3位だったし2ヒート目の2位の人が1ヒート目の1位だったのでポイント差があり僕は結果として2位の表彰です。
嫁撮影
途中スマホが熱くなりすぎて強制的にシャットダウンされたらしい。なので途中が抜けてます。
ゴープロ撮影
ゴープロの動画はまた陸別で走る時の為にイメージトレーニング出来るから良いですよね!
今回の陸別戦は本当に残念な気持ちで一杯です。実はATVに興味を持ったキッカケが陸別で行われたレースを見た事から始まってます。
その時に直線が速かったブラスターを見て、もしATVのレースに出るならブラスターが良いなーと思ってた。
ミッドクラスに出ようと決意した時にブラスター買った理由が陸別で勝ちたかったからです。その頃陸別戦が復活するかも?なんて話も出てましたしね。
目指すは陸別初出場で優勝!と思って準備してきましたから、今回の2位はとても悔いが残るレースでした。
1ヒート目前にメンテナンスやセッティングの時間があれば…なんとかエアークリーナーだけでも交換していれば結果は変わっていたと思います。
次のレースでは絶対に悔いが残らないように出来る限りの事をしようと心に誓った。
陸別からの帰り道…グチグチと嫁に僕の後悔した話を聞いてもらいながら女々しい帰り道でした。
でも2ヒート目の圧倒的な速さは自慢ですし、メインストレートからのシケインの速さは誰にも負けないハズです。
そのシケイン後の右コーナーも自分が一番速いハズ!
他人様の後ろを走ってて思ったのが、僕は自分のベストの走りが出来ないってこと。
コーナーの侵入速度が違うからギア比が全然合わないんですよね。4速でギリギリ走れるコーナーが3速になってしまいます
あと、ノーブレーキで曲がれるハズなのに全車がブレーキングしてしまい僕もブレーキ…
速度が落ちるとどうしてもギアを下げなきゃパワーバンド内で走れなくなる。
長い直線がある陸別を意識してギア比を速くして出場しましたが、レースではノーマルギア比のほうが走りやすくて結果として速く走れる気がします。
もし来年走るとしたらノーマルギア比か、少し速い程度で良いと思います。
ビッグキャブレターを付けているから高回転の伸びは良いのでMAX回転数は高いからノーマルギア比でも最高速は速いハズですよね。
リアタイヤがどれだけ滑るかでもパワーバンドで走れるかどうかが変わってきますのでタイヤの状態や路面状態も考えなきゃいけないけどね。
その事を考えたとしてもギア比は下げたいなと思う。
クロスミッションは手に入らないのでスプロケット調整しか手段がないのがもどかしい。
次の浜厚真戦でもメンテナンスをしっかりして、ギア比セッティングやキャブセッティングを煮詰めていきたいと思います!
チャンチャン
