5月14日、嫁と子供だけで浜厚真へ四輪バギーの練習へ行ってきました。僕は仕事してました。

嫁からの電話「エンジン止まってセルが回らない。ジャンプスターター繋げても回らない!」

それから色々と状態を細かく聞いた。

オレオレ「多分エンジンが焼き付いてロックしてるんだわ!クラッチカバー開けて手で回してみて。回らなかったらロックしてるってことだ。」


………………


嫁「完全にロックしてたわ!」



帰ってきて修理開始!僕は連日の寝不足でヤバい…


プラグを見た。うん!ヤバいね!


こんな白いプラグは久しぶりでした。


ヘッドを見た。


プラグの白さのわりに汚いような気が?燃調は薄くない…かも?


案の定シリンダーが抜けない…


ピストン叩いて抜きます! 


シリンダー抜けて損傷を確認!

先ずは吸気側



シリンダー、ピストン共にヤバい事に!
このシリンダーは鉄スリーブ、ピストンはアルミ。鉄は傷だらけでアルミがこびり付き、ピストンは溶けて傷だらけ!




次は排気側。



どちらも傷だけですね。
プラグの白さを見る限り、排気側が大きく損傷すると予想したのに吸気側のほうが酷い…
予想と違うってことは燃調が原因では無いってことだ。プラグの白い焼けは燃焼温度が~って事では無くて、ピストンのアルミが溶けてプラグに付着したって事だとおもう。
 


横はノーダメージ?



意外とリングはあまり痛んでない。


リングって丈夫だね!


ピストンピンが焼けてる。


ここまでの観察から間違いなくオイル切れを疑った。

なのでオイルポンプからキャブへ行くホースの先っぽを見てみると… 


普段は表面張力で見えていたオイルが全く見え無い…


なのでオイルが出てないって事が判明!


オイルポンプを電動ドライバーで回して見たら出てきた事を確認。
て事はー?ポンプ装着してる状態で回ってないって事でしょ?


んで確認してみた。


予備部品があって良かったです(^^) 



エンジン壊れたら何故壊れたのか?って事が分からないと駄目です。また同じ様に壊します!
でもすべて全バラにして点検するのは面倒です。

だからバラしながらチェックして予測して絞り、原因の場所をなるべく1発で当てるんです。


原因が分かり、オイルポンプシャフト交換部品もありました。エンジンのシリンダー、ピストン、ガスケット類などの部品も予備で用意してたので揃ってます。


これでなんとかレース前に修理出来そうです(^^)


壊れた日の次の週がレース日なのでけっこう焦ってましたがなんとかなりそう!

レース出れ無いかも?って思ったけどこれならなんとかなるので良かったですd=(^o^)=b