僕のレースはリタイアで終わり、keiはどうなるか?
keiは前日の練習走行からかなり張り切ってました。
燃料の減るペースが過去最高に早くて、「ガス欠した〜!」と牽引されて帰ってきた時に僕は「ガス欠なんかしないはずだから壊れたんだわ」と言って諦めモードです。
念の為にタンクを覗き込むと本当にガス欠!
少し走ってこいと少しだけ給油してあげた。走り終わって念の為にタンクを覗き込むとまたガス欠寸前。
「燃料漏れてないかコレ?」と給油して点検しました。どこも漏れてません。
ただ単に走りが良くなってきてアクセル開けてる時間が長いから燃費が悪いだけでした(笑)
これは期待できるかも??とりあえずレース中にガス欠にならないようにしっかりと給油しときました。
んで、レース本番

親子皆でで喜びました(*^^*)
帰り道の車の中でkeiが「初めて2位になれて本当に嬉しい!パパ本当にありがとう!!パパサイコーだよ!」
え?って思った。「えー?なんでパパにお礼するの?お前の力や努力で勝ったんだよ!」
kei「だってね、パパがバギー直したくれたり、バギーを速くしてくれたり、練習に連れてってくれたり、レースでバギーの調子が悪くなったりしても直してくれたりしたから2位なんてなれたんだよ。パパが居なかったら絶対に2位なんてなれなかったよ!だから2位のトロフィーはパパの物だよ!」
マージーデー!!なんでそんな考え方が身についたんだ〜!?我が家の教育ではアリエナイ!
オレオレ「いやいや!そんな事は無いよ。お前の努力が、頑張った事がこうやって2位って結果になったんだよ!だからこれからも頑張れ!これからもパパが出来る範囲でお前を応援するからね!」
kei「じゃあ、半分個だね!パパがバギー買ってくれたり直したり改造したりで〜、keiが走って〜で感じ。」
Oh No!泣けて来るぜ(T_T)
オレオレ「じゃあ、パパの今までのトロフィーと一緒に飾ろうね。ママ達も応援してくれてたから皆で見れる所が良いね!」
kei「うん!」
今まで子供達にそんな事を教えた事はありません。むしろもっと強気になるように教えてきた。
逆に「俺が一1番じゃー!」ってなって欲しかったくらい(笑)
いつの間にか知らないうちに育ってしまった感じで嬉しいような悲しいような…
僕らが親として教えた感じでは無いとおもう。
なんでだろ?
僕の子供の頃を思い出すと…ヤベーなと思った。「俺が凄いのは俺が天才だから!」位の気持ちでしたからね。子供の頃は〇〇のお陰でなんて思った事が一度も無かった。
恩着せがましい大人を見るといつも思ってたことがある「俺が良い結果を出す時は恩着せがましいクセに悪い結果の時は責任取らない。大人は糞だナ!口答えすした時も恩着せがましい。お前ら大人なんて大した事してないくせに!」
僕の能力は誰かのお陰だなんて思ってませんでした。何故なら上手く出来無い事は僕自身の責任なんだから成功は僕の手柄でしょ?なんで成功が他人の手柄になるの?恩着せがましいわ糞が!…的な考えを割とマジでガキの頃は思ってました。
しかもケッコー大人になるまでそんな考え方してた(笑)
よく「誰のお陰で〜」的な事を言われたらこー言い返してました。「お前らのせいでロクな子供になれなかったんだろうね!悪い部分はオマエラのせいでしょ?良い部分は俺の努力!俺に文句あるならソレはオマエラの頑張りが足りないんじゃない?」ってね(笑)恥ずかしい黒歴史な反抗期マックス時代でしょコレ(^_^;)
んで大人になってから周りの人達が僕を助けてくれる機会が沢山あり、少しづつ僕の考え方が変わっていったんですけどね。
何故か自分の子はそーならなかった?ちょっと複雑な気持ち…💦
反抗期って大人のステージにジャンプするために膝を縮めてる時間だと思っていて、大きく縮んでいるからこそ強く飛べる。反抗期が無い子供は飛べないから大人ステージが高すぎて乗りこえられないと思ってます。
だからもう少し反抗期的なのがあっても良いのになぁ〜…もう少し大きくなると自然に反抗期あるかな?僕は小学三年生あたりから反抗期でかなり長かった気がする。
いやー、でも遊びで子供が育つ姿を見れて本当に良かった(^^)
お金かかる遊びだけどお金以上の価値を感じられました!これからも頑張って欲しいと思います!
遊びを通じて父親9年生の僕もまだ成長出来る気がします(^^)
チャンチャン
