12月23日にエンジン壊れたLT80。


重い腰と無い資金を動かしてやっとの思いで直しました。


ピストン、シリンダー傷だらけ!


新品ピストンに取り替える。


部品を落とさないようにクランクケースにテープを貼る。オススメです!ウエス詰め込むより確実。


シリンダーも新品。


排気量はノーマル。



エンジンかけようと思ったらパイロットジェット詰まってた。


パイロットジェットはドライバー刺さってる所に付いてる。


キャブのオーバーホールしといた。

ついでにリードバルブも点検。


口が開いてた。ガバガバの締まりが悪いのは嫌い!


ゴミが挟まってるのだろう。バラしてマンカス洗浄したら直った。


まるで処女のような締まり♥


keiにも沢山作業をさせる。


子供なのに意外と力強くネジを締めるから怖い(笑)


動画もみてね!



試運転して力無いなと感じながら数百メートルでなんとエンジンストップ…!

セルモーター回らない…

ピストンロックした…

エンジンが少し冷えたらセルモーター回ってエンジンかかる…また走る。
回転上げなければ止まらない。高速走行したら止まる。そしてピストンロック。

これはオーバーヒートでピストンロックした時と同じ症状だ!でもオーバーヒートはアリエナイ!

クリアランス不足では?僕の経験では過去のスノーモービルでボアアップエンジンがクリアランス不足で焼付きした時もピストンロックした後の再始動出来ました。

確かにピストン入れる時に苦労したし、ピストンとシリンダーのクリアランスの狭さは気になってた。
実はこれ中華製だと思うが安物コピー部品なんです。メーカー純正部品ではありません。
安さに負けて買ったが落とし穴ありましたね…シリンダーの穴だけに…(T_T)

んで、また新品買っても失敗するのでとりあえずホーニングしてクリアランス広げる作戦をしてみた。



ドリルで回してホーニングするやつ。



エンジンバラした。


バラすのが二回目だと効率よく作業できました。


ホーニング自信無いので古いシリンダーでまず練習。


けっこー傷無くなるね!


ブログの上から2枚目の写真と見比べて見てね。


なんか良さそう!深い傷が目立たなくなった。
新品シリンダーはクリアランス狭いので沢山削っても大丈夫。だから安心して削ろうと決心。



早速焼付き新品シリンダーで本番チャレンジ。


クリアランスは目検と手の感覚で。バイクみたいに1万キロ走るわけでは無いのでバイクのチューニングエンジンのクリアランスを目指して仕上げた。遠い記憶の感覚なのでアテになるのか知らんけど(笑)

もちろん無事にエンジンかかりました!

動画は撮らなかったが試運転もしました。傷が残るピストンとシリンダーでしたがパワーは去年よりある!つまり古いシリンダーよりパワー出たからオーケー!

たぶん爆発パワーってよりもホーニングした事でクリアランスが適正になったからフリクションロスも減り、それでパワーアップに繋がったって事だと思う。

外形測るダイヤルゲージは持ってるが内径測るボアゲージは持って無いので測れませんのであくまでも僕の感覚だけの話。

今後、エンジンオーバーホールしたくなった時はシリンダーとピストンを新品にしたいと思います。次ピストンだけの交換だとクリアランス広過ぎになってる可能性がありますし。

古いシリンダーはピストンリングが当たってる上死点の排気側で段付き摩耗がありました。過去にオフロードの土埃を吸ってると思います。だからシリンダー擦り減ってたんだと思います。

なのでどのみち新品ですね。しばらくは傷が残るピストンとシリンダーを使って走ろうと思います!


新品シリンダーにしてから混合油+分離オイルで慣らし運転していて、タンク1つ分の慣らしが終わったら分離給油だけにしたいと思います。

ホーニングしてるから慣らし運転は必要無いと思いますが気分の問題が大事!

あと、キャブをもう一度オーバーホールしてフロートニードルバルブとパイロットジェットを新品にしたらエンジン周りは完成にします。

完成したら2台のLT80を走り比べて速い方をレースに使おうと思います。
keiは見た目がカッコイイほうを使いたいらしい(笑)


2回目のエンジンオーバーホールはホーニング含めて二時間半で完成。試運転を含めたら3時間。

1回目のオーバーホールはキャブのオーバーホール含めて12時間オーバーです💦

ヤッパリ何事も経験して、それを活かす!活かせた時は結果に現れて凄くいい気分(*^^*)


子供も僕もスキルアップ出来て良かった\(^o^)/

チャンチャン音譜