子供と冬のバギー練習をしていたら大きな問題がある。それは「手が冷たい」とうるさい事です。長男keiも過去の幼かった僕も例に漏れず手が冷たいと何もしたくない…

そこで簡易的なグリップウォーマー(グリップヒーター)を買ってみた。


ネットでクソ安かった。


能力は低いが発電量を考えたらベストマッチ!



こんな感じ。


スイッチも付いてる。


小型で操作は大変だが、小型なほうが取り付け位置に困らないから良い。


熱線はハンドルのグリップに巻くだけ。



簡単でした。


ATVは親指でアクセル操作します。だから親指が冷たい。 
親指温めたいが熱線サイズが大きすぎる。

これってカットできるかも?

実はプラス・マイナスのシルバー部分は何処も繋がってません。黒いラインが繋がってる。だから黒いラインは電気が流れる仕組みなんだと思います。


恐る恐る試しに切ってみた。


無事に通電したら温まりました!僕の推測が合ってた(^^)


無事に通電、発熱を確認出来たのでアクセルレバーの拡大をします。


アルミ板でアクセルレバーに被せる部品を作りました。
久しぶりのアルミ溶接は失敗でしたが、ビードを削るので問題ありません。


カバーを理想の形にして、レバーにビス留めしました。


ビス2本で固定。


一本はタップを立てて締めました。もう一本はナットを使った。レバーが薄いからタップ立てても舐めそうな予感がしたので。


無事にアクセルレバーの面積拡大に性行!ではなくて成功!


熱線の大きさを調整。


貼り付ける。


ここで問題発生!熱線に貼られてるラミネートみたいなフィルムを熱線ギリギリまで切ってたし、熱線も切断してる。そこがアルミ板に漏電する事が判明!!
なので熱線フィルムの縁を絶縁してからビニールテープで巻きました。



最後は付属の熱収縮チューブを被せて終了!


なんとかギリギリ被せる事が出来ました。アクセルレバーカバーだけなら簡単に被せられるがフィルムとビニールで太るので思ったよりキツめになってしまいました。



今回はアクセルレバーもヒーター付けましたが、実はアクセルレバーに付ける予定では無かったんです。
ヒーターは違うバギーのハンドルに使う予定だった。


keiが「パパ!アクセル操作するときに親指が届きにくいから疲れる。だからアクセルレバーを大きくして〜!ついでにゴムっぽいの巻いて冷たく無いようにして!」とリクエストされてました。

実際にアクセル握って見せてもらうと確かに辛そう。そして確かにアクセルレバーはアルミだから冷たさが手に伝わりやすい。

実験してみた。アルミの切れ端をビニールテープでグルグル巻にして簡易的にkeiの希望通りにしてみたら「アクセル開けやすい!ビニールテープだから冷たくない!アクセルレバーか付いたならついでに電気で温かいの貼ってよ!」とさらなるリクエスト!

確かにアクセルレバーが大きくなればイケるね!熱線切っても暖かくなればやってみよう!って事でkeiの願いを叶えよう計画になってしまいました。

グリップヒーターは僕の提案からスタート。

アクセルレバーの拡大とレバーヒーターはkeiのリクエスト。

そんな感じで完成です(^^)



チャンチャン音譜




後書き。

LT80純正のヒューズは5アンペア。アクセルのヒーターまで使うとヒューズ飛びました。ハンドルだけではヒューズは飛びませんでした。なのでヒューズをワンランクアップの10アンペアに変更しました。
配線はキーシリンダーのハーネスからキーONの時に通電する配線から接続。