ピラニアバケットのフック溶接編です。


イメージは出来たので、塗装を剥がして溶接をして行きます。



仮付け後に穴を溶接しました。


穴の中はアーク溶接のスラグが逃げにくくやりにくい印象。



ジェットニードルスケーラーを使い手早くスラグを除去。


一気に埋めずに何度か溶接して埋めます。一発でやると熱くなりすぎてだめ。

てゆーか溶接棒の長さが足りないので一発では無理(笑)



横も溶接。ウィービング無しで一発


当たり前だが溶接棒が最後まで届きまさん。再スタート苦手だからプレッシャー…



下側も一発。


どうせ端まで届かないから半分で止めて、もう半分をまた再スタート。


こんな感じで一周していきました。


穴も二回目、端も二回目の溶接。


二回目の溶接で厄介な事に気が付いた…

バケットと鉄板の隙間にある空気が膨張して溶接中に吹き出してきました。

なんで?と一瞬思ったが当たり前の事だ。空気抜き作ってませんからね。



とりあえず先に穴埋めを三度目の溶接をして終わらせてからフックを溶接。


全部で3層溶接しました。


過去のフックではウィービングせずに真っ直ぐ重ねていき溶接してましたが、今回はウィービングで重ねていきました。


スラグの剥がれ方が気持ち良い♥


フックの溶接終わらせてから鉄板の三層目を終わらせた。


三層目でもやはり空気が膨張して吹き出してしまいました。熱で鉄が軟らかくなるから当たり前ですよね。


微妙な仕上がりでとりあえず終了です。



アーク溶接は電流合わせるのが難しいイメージです。鉄が熱くなってくると余計に分かりやすくなる。




点検蓋を締めてコーキングしてコマツ純正の缶スプレーを塗り終了。


全然色が合わないやんけ!!

汚れたら色が合ってくる…ハズ?



完成後は現場にユンボを戻して僕は歩いて帰りました。


無事に終わったけど何も吊ってません(笑)
せっかくフック付いたから早く重い物吊ってみたいなぁ(^^)



チャンチャン音譜




ブログ書いてる最中に今更ですがグリスアップ忘れた事に今気が付いた(・・;)

ピンに鉄粉付いてるやつを綺麗にしてから入れたんですがグリスアップしてないからヤバい!

グリスアップするまで作業中止!