ヤマハのATV、YFM50を買ってから色々キャブのオーバーホール等をして整備したが全然直らず、、、カブってばかりでマトモに走らない状態でした。

オーバーホールした時の記事

この時はとりあえず分かりやすい症状が出てる部分だけ交換してオーバーホールしましたがカブる症状が全く直ってませんでした…意味ねー(T-T)

でも逆にオーバーホールをしたからこそ分かる事も! 


「これだけやっても根本的に燃調が濃いんだからもしかしたら?アレを交換したら直るんじゃないか?」って濃厚な仮説が出てきた。

お店に電話して早速注文!




届きました❗




まずはメインジェット


アクセルを満開にしてる状態でも濃いから番数を下げようかと思ったが、僕の仮説が正しいと信じて番数を変えずに同じ物を新品注文。



もうひとつはパイロット


これはアイドリング領域で濃いから交換。自分の仮説を信じて同じ番数を新品注文!


ちなみに番数はメインジェットが72.5番


パイロットは15番だった気がする。よく見えない(笑)


将来の為に記録に残しておくのが良いと思ったが目が見えないので本末転倒(笑)

後からパーツリストを確認したら、ちゃんと15番でした。



ニードルは曲がってない事を確認してるので注文しませんでした。



新品のメインジェットとパイロットの交換完了(^^)v


ついでにハーフスロットル領域も濃いからニードルも薄くなるようにクリップを上げてニードル下げてみた。後から「やっぱりニードル下げとけば良かった~」ってならないようにって考えです。


僕らは「ニードル下げる」と言えばクリップを上げる意味で言います。

「ニードル上げる」と言えばクリップを下げる意味です。

一応、皆さんそれぞれ言葉が違うかもしれませんので勘違いする人がいると思いますから書いておきまね。


最後に新しい燃料コックを新品にしてガソリンも新しく入れ換えた。




最後に油面をチェックしていざエンジン始動開始!





んで結果発表❗❗エンジンかからない…


全然エンジンがかからない💦何故?(; ̄Д ̄)??

プラグが濡れない。チョークをかけセルを30秒以上回し続けるとエンジンはかかり、チョークかけてる最中はかかっていられるがチョーク戻すとエンジン止まる。

なのでニードルを疑いました。パイロットとメインジェットは新品ですからね。


だからニードル戻して再チャレンジ❗


結局ニードルを元の位置に戻したらエンジンが調子良くかかりました(笑)

ニードル調整なんて余計な事をしてしまった様ですf(^^;


その後試運転して、まじで絶好調❗めちゃパワーアップ(^^)v



調子に乗り僕はブラザーに見せに行ったら、ブラザーが「燃料漏れてるぞ!」キャブから燃料がオーバーフロー(笑)


何故?(; ̄Д ̄)??


また一つの仮説が!燃料ホースにゴミが入ってて、それがキャブの中に入ったでは?

燃料コックを新品にしてるし、コックにはフィルターがついてるからね。

元々の燃料コックはフィルターが破れてたから切り落として使ってました。だからゴミがホースに残ってた可能性は大いにありえます。




なのでフロートをばらして燃料コックを開けて燃料を流してホースの中とフロートのニードルバルブのお掃除をしました。


新しい整備方法を思い付いた!バギーを竿立ちにしての整備スタイル!


リアブレーキをロックして前側を持ち上げました。


キャブの裏側が見えます。



僕はキャブを外すのは面倒だからバギーを立てて作業しました!

フロート関係ならこのやり方で出来ると仮説を立てて試してみたけど抜群に作業が早くなりましたよ(^^)v

写真は作業完了後です。



全ての問題が無くなりバギーが本当に調子良くなった!まじで絶好調❗



つまり、今回僕が立てた仮説は「このYFM50は前の持ち主がキャブのオーバーホールした時にジェット類の穴を針金等でホジったと思う。その時にやり方が悪くて穴が拡張したのでは?そのせいで燃調が狂ってる!」でした。

だからジェット類を新品に交換したら直るのでは?と思い部品交換しました。

僕が思った通りに上手く出来て本当に良かったです🎵ニードル下げたのは余計だったけどね(笑)




今まで僕はブログで「仮説」って言葉を使わず「妄想」って言葉を使い書いてたけど妄想の意味が伝わらない事が多かったので、これからは「仮説」って言葉を使います。

「妄想」のほうが雰囲気が固くないし、読んでる人も「こいつはどんな事を考えてるんだ?」って考えてくれる様な気がしてたんですけどねf(^^;


でも結局は仮説って書いたほうが僕の考えを理解されやすいかなぁなんて思いました。



とりあえず僕は子供の頃から仮説を考えるのか大好きです♥️