TIGは思い付いたら練習してます。今回はウェービングの練習。トーチをコネコネと転がしながら溶接します。

これは3ミリの304をT字に組んで溶接してます。

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100Aの電流、1.2ミリの溶接棒。

上手く出来ませんでした(T-T)よく見たら分かるけど溶接棒の先っちょが玉になり溶接が途切れました。


あえて溶接電流を上げてみた。110A。

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更に短い距離で終了…同じ現象で棒の先っちょが玉になり途切れました。




棒を1.6ミリに太くして電流そのままの110A。

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先程より長い距離を溶接出来たけど、また玉になり途切れました。

電流を下げれば良いとは思ったけど、強度を落としたくないからまたあえて電流アップ!120Aにしました。

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溶接の距離が短くなりました…焼けてる色はアルゴンガスをかけ続けなかったからです。半分嫌気が差してたので作業に現れてます(笑)




しぶしぶ、電流を90Aに下げました。

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良くはなったと思うけど棒が溶けにくくてやりにくいです。材料が溶けないときがありスピード調整しました。溶け込みも不安が!



棒を1.6から1.2に下げてみたら70アンペアまで下げないと駄目だった。

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マジでやりにくいです。遅いし、溶けないし、、、、見た目も汚い(笑)
全く駄目ですね!



ウェービングを辞めてパルスも使ってみた。

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2.2ヘルツ。上が120A下が40A 。棒は1.2ミリ。大至急途切れた(笑)



棒を1.6に変更。電流は変えずに周波数を3.3ヘルツに変更。

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少しよくなりました。





6ヘルツに変更。電流を上だけ150にアップ。

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やりにくいです。



他にも沢山試しました。棒も2ミリ、2.4ミリと試しました。駄目でした…





困ったのでうっち~さんに相談したら、簡単に解決しました。



棒を送らず添えてる状態での溶接だから棒が足りなくなりから途切れる!
だからビート幅が狭いときや板同士の付き合わせでは途切れなかったわけです。

隅肉溶接のウェービングは溶剤を沢山使う。肉を盛らないと駄目。パルスも高い電流で溶接幅が広がるしね。。
なのに溶接棒を送り入れて無いから途切れて当たり前ですよね(笑)


言われたら当たり前だと感じた。でも一人での練習中は「なんでだろー?」です。


見本になる人が目の前に要るなら良いけど、一人で試行錯誤してると本当に小さな事で上手くいきません。



本当は自分のやり方で上手く出来たら良かったんですけど…



結局はその後は練習してないのて何アンペアが適切なのかも分からず…
ウェービングなら120アンペア位が溶け方が好きなんですけど棒を送ってもそのままのアンペア数で良いのか?それとも、そのスピードだと棒を送るスピードが合わなく上手くできないかも?
今度また練習します❗


溶接って本当に難しい!!



TIG始めた人達って、真っ先に当たる壁って「仮付けが出来ない」次が「棒が入らない」そしてその次が「棒が離れて溶接が途切れる」だと思います。
思い当たる人は多いはず‼


どれも克服したつもりだったけど溶接方法を変えたとたんに出来なくなるほどまだ未熟だったと痛感しました。



今年からハンマーを何倍も沢山使うようになりました。材料の隙間を無くす為にです。今までは少しくらい隙間があっても無視してた。

あと、歪みの修正も沢山。



少しずつ進化してまーす🎵