ハブベリング交換します。

まずは自作ハブナットレンチを使って回す❗

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ベアリングを見ると…


かなり焼けてます!

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これはジャダーが直らなくてダメ元でベアリングナットをガッツリ締めこんだ過去があるみたいでそれが原因ですね。


ベアリングはタガネとハンマーで叩いて抜きます。

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抜く作業はプレス使えません。プレス持ってても意味が無いんです!



まずは裏側。

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オイルシールとベアリング一緒に抜きます。ベアリングを叩けばオイルシールも抜ける。てゆーか先に抜ける。



やっぱり焼けてるね❗

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あれぐらい締め込んでたら焼けるんだとデーターが僕の頭にインプット(^^)



ベアリングのアウターって言うのかな?それもタガネで中から叩いて抜く。

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これは内側と外側の二枚あります。


ここまではプレスを使おうと思っても使えない作業です。



新しいベアリングのアウターを打ち込みます。

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こんな感じで打ち込む道具があると便利です。無いなら古いベアリングを使えば良い。


僕はこんな道具に頼ってる。

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色んなサイズを打てます(^-^)v

赤ちゃんサイズから外人サイズまで選り取り緑♥



今回使うグリスはこれ。

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正式名称忘れた固さも忘れた(笑)

モリブデン系なのかな?こんど調べておきます。


この手のひらに乗ってる量を全部ベアリングに入れる!

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塗るのでは無くて入れるんです。



ベアリングにグリスを入れる方法を教えます。

動画を見てね❗って言いたいが…

YouTubeがエラー出てアップ出来てなかった(T-T)

元の動画は消しちゃったし…
そのうち古いベアリングにグリス詰め込んで動画を撮りますね❗

その時までお楽しみに~💦




上の写真は動画を撮りながらだと画面を見ながらになり手が上手く動かなかったので70点(笑)



もう1個のベアリングにグリスを片側からだけで入れ込んだのを見てね。

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ローラーとローラーの間にビッチリとグリスが入ってるのが分かる?

アップ!

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こうならないと絶対にダメ!

そして反対側からもグリスを入れてベアリングの中はグリスで満タン状態の100点です❗




ベアリングを入れたら裏側はオイルシール入れる。

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オイルシールは入れすぎに注意!

オイルシールの外側に出てるリップが仕事できなくなるので入れすぎは絶対にダメ!
入れすぎたらハブに水が入りますよ(笑)




表側もベアリングを入れてナットを締める。

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締める塩梅はハッキリとは言えません。

僕はキツく締めてからハブを回して馴染ませて、緩めてからまた回して馴染ませて、また締めてからハブを馴染ませて~って何度もやってから丁度良いところまで締めてお仕舞い!

丁度良い所って何処やねん❗だよね(笑)

今回だとレンチを手で回して締めて止まった所(笑)戻してません。


ナットの緩み止めのワッシャーみたいなのを付けてみて位置がイマイチ合わない時は締める方向にしてます。


このやり方は整備書とは違います。


僕のやり方ですが、何で締める方向なのか?って言うと、走ったら少しベアリングが緩くなってるからです。

新品だからだとおもいます。ベルトも新品だと最初は伸びやすくて直ぐに緩くなるでしょう?減ったプーリーの形にベルトが合うからってのもありますが。
意外と適正にしても後から見ると緩いんです。

ベアリングもグリスのせいなのかなんなのか分かりませんが最初に締め気味にしておくと後から丁度良いって案配です。



この辺は整備士の人でも感覚でやってる人が殆どだとおもいます。


ちなみに今回焼けたベアリングの場合はかなりキツく締めてありました。感覚で言うとフリーハブのM8のネジを緩める時よりキツかった。


言っときますが僕はやってませんよ!過去にジャダーが止まらなくて原因潰しの為に無理やり締めこんだみたいですね。
それでも止まらなかったらしい。
キングピンも新しかったし、何が原因だったのか分かりません。



多分アライメントかシャックル、リーフのブッシュだったのかな?




いやー、そんな事より動画がショックだな~アップ出来てるか確認してから消せば良かった(T-T)