鉄工と言えば溶接ですよね✨

今回の溶接は急いでたので右手と左手の両方でしました。

普段から左手で溶接してないので下手くそだけど体が楽だし体を移動させないので速いと思う。

それにしても溶接が上手くいかないなぁと思ってしばらくやっていたがトーチのチップが磨耗してたみたいで取り替えたら直りました。取り替えてからは綺麗にできる。
動画ではチップ交換前だから溶接の初期がアークしなかったり、溶接終了の時にワイヤーが溶接した所とくっついたりします。
動画の最後の溶接では完全に溶接終了時にワイヤーがくっついてますね(笑)


ちなみに僕は苦手な左手側から先にやらないと上手く右手に変えられないって人間です。だから「右手で終わったら右手側で次の溶接すれば?」って言わないでねf(^^;)


チップが悪いとスパッタも多かった(T-T)

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チップは気になったら早めの交換が良いかもね!久しぶりの溶接だったからチップが悪いと思うまで時間がかかりすぎました。さっさと気が付けない程の腕前って事がバレます…⤵




左手で溶接する事はたまーにあるけど下手なのでこうゆう時にやっておくと良いかなって思いました。強度はそれほど気にしないし、見た目も気にしない場所なんで(^^)

ちなみに180アンペア位です。





ターンバックルと丸棒の溶接。



これがメチャメチャ嫌いです。仮付けの時に目をつぶってやってるが顔が日焼けして痛い(T-T)

溶接したらアングルとシャフトの所がアースが流れた所がスパークしてくっつくし(笑)取れなくて仮付けした所が曲がる事も(笑)



なんとかくっ付かない方法は無いのか?スパッタ防止の油を塗るのが効果的だが臭いので嫌です。それに日焼けも嫌だから手持面は嫌い❗
って事で自動の被り面をして材料をアースクリップに当てて回してみた。



アースクリップの材質って何か分からないけどくっつかなくて調子が良かったです🎵被り面で両手が使えるから楽チン子で効率が上がりました🎵
使ってるアースクリップは綺麗なほうが良いかなって思って使ってないTIG溶接機のアースクリップを使ってます。半自動溶接機のクリップは別の所に付けます。
他に良い方法があったら誰が教えて下さいm(__)m

これも180アンペアでしたが被り面をしてペースが上がると溶け落ちてしまったので160アンペアに下げました。連続溶接だとあっさり溶け落ちてしまったので連続溶接はしませんでした。

溶け落ちない所まで電流を下げると仮付けが弱くなりますので嫌です。

この溶接もそれなりの強度があればオッケーなのでこんなもんでオッケーです。開先加工して溶接するほど時間が無いです。無駄な事はしません。




それと、最初の動画の左右の手で溶接してた部品ですが、せっかく自動の被り面をしてるので左手溶接は不要になりました。

材料を台の上に乗せて空中で回しながら溶接しました。


これが一番速いと思いました(^^)

普通の遮光面でも最初から台の上に乗せて溶接したら?って思った人もいると思うけど、あのときはこの台の上で塗装して乾かしてる最中だったから使えなかったんですよ(;^_^A

この時の溶接も180アンペアくらい。これ以上にするとスパッタがネジ部分に付きやすくなるから養生する必要があり、手間が増えるからダメでした。
200アンペアとかそれ以上の電流でやればペースアップ出来るかと思ったけどペースダウンの要素があり駄目ですね。

強度的にも問題無いハズです。溶接強度よりターンバックルのほうが弱いのでこれ以上強くする必要もありません。

100点の溶接方法しか認めないネットオタクが見たら文句をタラタラ言うんでしょうけど(笑)
そんなときは、「分かってるって!でもこれで良いんだって!」です。

ユーチューブで溶接動画を見てると文句ばかり書いてる人が沢山いますよね。
「そんな溶接したらクビ!」とか「下手!」とか「面をしなさい!」とか「被り面してその程度か!普通は被り面無しでもっと速くて上手いのが当たり前」なんてよくかかれてるのを見ますね。


僕の場合は「皮手を履け」ですかね(笑)カメラを操作するから手袋を履きたくないんですよ💦




あと、僕はバンドソー大好きですが高速カッターも好きです。

もちろん使います。



12本を一気に切りました。

でも12本はやり過ぎた💦セットするのが大変で6本位が短時間でセット出来て結果として速かったです。


セットする時は長さを揃えて溶接してますバラけないようにする為です。
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バンドソーでフラットバーを重ねて切るときも溶接してますよ。高速カッターの時も溶接。
これがめんどくさいんですよ(T-T)丸棒は綺麗に揃えてる時間が大変です。

溶接しないと切る前に寸法合わせる時にバラバラになるので仕方無いですが6本までなら溶接しなくてもなんとかなります。

何度も切るなら6本以下でも溶接しますが一回しか切らないので溶接しないやり方が速いですね。


気のせいか12本切ってる時は高速カッターの刃が磨耗しやすい気がします。6本切りを2回したほうが減らないような??気のせいかもしれませんが(;^_^A


助手がいたら24本とか30本とか物凄い量を切ってみたいけど一人なのでこれが限界かも?

もっと楽な方法が無いか考えてますが思い付きません(T-T)


やったことが無いけど丸棒の梱包を丸ごと切ってみたい(笑)重たすぎて位置合わせをどうやったら良いのか分かりませんがf(^^;)




こんなかんじで仕事では効率とクオリティーを天秤にかけて僕なりに頑張ってます。

鉄工といえば溶接?かも知れないが溶接に至るまで色んな加工や段取りがありまして、溶接を開始しても楽しいと言える溶接もあればツマラン退屈な溶接や、ただ辛いだけの溶接もある。

勿論、楽な「付いていれば良い」溶接もありますね。これが楽ですが忖度するとスピードアップを求められるので大変です。


ちなみに僕の仕事では溶接を検査する事はありません。なので100点の溶接は必要ないです(^-^)v

自分でたまーに「これって大丈夫?壊してみるか…」って感じで曲げたり叩いたり引っ張ったりして自主的に検査をするだけです。

思ったより簡単に壊れたらやり方を変えたりします。



あんまり溶接ノウハウとかは無いので期待はずれだと思った人にはゴメンね~💦